- 10月
- 2024年11月
先日、『江戸東京たてもの園』に行ってきました。
江戸東京たてもの園(えどとうきょうたてものえん、Edo-Tokyo Open Air Architectural Museum)は、失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館。東京都墨田区横網にある東京都江戸東京博物館の分館である。
『歴史的な建物が一堂に介した、他に類を見ない野外博物館』と聞いて、いつか行きたいと思っていたのですが…実際に訪れたところ、想像以上の満足度だったため、この場を借りてご紹介します。
▼江戸東京たてもの園の私的なおすすめポイント
- 歴史的な建物が、当時の姿のまま、園内に30棟立ち並んでいる。
- 外から見るだけでなく、実際、建物の中に入れる(立ち入り禁止区域や注意点については、館内の注意書きなどをご参照ください)。
- 移動がてら、敷地内の緑豊かな公園や、庭園を楽しめる
…そう、なんと「建物の中」に入れてしまうのです!
※ 建物に入る際は、建物保護のために靴を脱いで上がることになるので、お立ち寄りの際は、脱ぎやすく、かつ歩きやすい靴がおすすめです。
なお、園内は3つのゾーンに分けられており、各ゾーンごとに異なる魅力がありました。
園内ゾーン別紹介
【西ゾーン】
武蔵野の農家、山の手の住宅が立ち並ぶスポットです。建物ごとに全く違った特色があり、住人の人生を想像してしまいます。
【センターゾーン】
格式ある歴史的建造物などが立ち並んだスポットです。当日はイベント開催のため混んでおり、あまり写真がとれませんでした…。こちらは、唯一撮影していた茶室、「会水庵」です。
【東ゾーン】
江戸時代の書店、薬屋、風呂屋、宿屋、居酒屋などが立ち並んでいるスポットです。下町の町並みが再現されていました。
いずれの建物も、外観はもちろん、内装や小物まで再現されています。園内を歩くと、まさにタイムスリップしたような気分です。
▼ 例【東ゾーン】の居酒屋「鍵屋」さんの外観と内部
建物を渡り歩いていると、懐かしいような、初めて見るような…なんともいえないノスタルジックな気持ちになりました。
また、時代物の作品を描きたい作家さんにとって、素晴らしい資料かつアイデアの源になりそうだなと思いました。実際、あの宮崎駿監督が、映画『千と千尋の神隠し』(2001年)の作画に、たてもの園の銭湯や下町の商家建築のデザインを参考にされたというから驚きです(※Wikipedia参照)。
ちなみに、その際のご縁から、たてもの園シンボルキャラクター「えどまる」を、宮崎駿監督がデザインされたそうです。
ということで、見応え抜群のタイムスリップ体験ができる、大変素晴らしい博物館でした。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ足を運んでみてください!
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このブログを書いたスタッフ
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ひらり
長崎に生まれ育ち、自分を活かせる場を探して上京。携帯電話会社などで顧客対応その他を経験後、トリニティと出会う。漫画や映画が好き。常時脳の2割を妄想に割いているためか、心はわりといつも穏やか。真面目さを売りにしているが、ただの心配性という噂もある。脱インドアを目指し、土日のどちらかは外出することを心がけている。
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