- 10月
- 2024年11月
今回も、社内サークル「巡り部」の活動報告をお届けいたします。
「巡り部」は、美術館や博物館に赴きアートを鑑賞することで、知識や感性を深めることを目的としたサークルです。メンバーは、あさすけ、ひらり、おかきの3名です。今回は、体験入部のはまちさんを加えた4名で、秋の鎌倉を巡ってまいりました。
9月の活動日は、第2回トリニティウォーク開催中でした。歩数を稼ぐべく、少し遠出することにいたしました。以前、あさすけが訪れた際に、鶴岡八幡宮の敷地内に2つもの美術館があることを知り、今回の行き先に決定いたしました。
鎌倉に到着後、まずは腹ごしらえです。八幡宮の敷地内にあるレストランで、鎌倉うどんをいただきました。おかきさんの注文したものが美味しそうでしたので、つられて同じものを注文しました。
窓の外には蓮池と美術館が見え、開放的な景色が広がっていました。夏も終わりかけでしたが、蓮の葉が大きく広がっている様子は壮観でした。
お腹も満たされたところで、いよいよ鶴岡八幡宮へ。人の出入りは少なく、風が気持ちよく吹き抜ける心地よい空間でした。
お参りを済ませた後は、宝物殿へ。残念ながら撮影禁止でしたが、破魔矢や最古の着物など、貴重な展示品の数々に目を奪われました。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や「どうする家康」の世界に思いを馳せ、歴史の重みを感じることができました。
「八幡宮」と書かれた札の「八」の部分が、鳥が2羽向かい合っているデザインになっているのも印象的でした。どこか近代的なデザインで、かわいらしかった点も魅力的でした。
続いて訪れたのは、鎌倉文化館鶴岡ミュージアム。「鶴岡八幡宮の季節展 詩歌 〜後世へつなぐ和心〜」が開催されておりました。源平の対立や鎌倉幕府の成り立ち、鶴岡八幡宮の造営など、歴史に触れることができ、改めてNHK大河ドラマの世界に浸ることができました。
展示の中で、鶴岡八幡宮の石段脇にあった「大銀杏」の倒木についても紹介されておりました。高校の遠足で訪れた際は、まだ「大銀杏」があったのかと、少しセンチメンタルな気分になりました。一部が保存されているとのことでしたので、ぜひ見てみたいと思い、さらに足を進めました。
少し歩き疲れたので、鎌倉文化館鶴岡ミュージアム横のカフェで休憩しました。ふと目をやると、大きな木のオブジェがありました。なんと、これが「大銀杏」の一部でした。樹としてそびえ立っていた姿を想像すると、その大きさに圧倒されます。
カフェでは、フレンチトーストをいただきました。
最後に訪れたのは鎌倉国宝館。「国宝 鶴岡八幡宮 国神宝」展が開催されておりました。閉館時間が迫っていたため、残念ながら写真は撮り忘れてしまいました。仏像がずらりと並ぶ物々しい空間に圧倒されました。
一本の木から削り出した仏像は、本当に精巧で、子どものころは怖かったのを思い出しました。大人になっても、少し怖いと感じるほどでした。
特に印象に残っているのは、北条政子が使っていたという手箱です。ウィーン万国博覧会に出品され、帰りの船が沈没したため、実物はもう存在しないとのことでした。衝撃的なエピソードでした。鎌倉国宝館には、その手箱のサイズや色、絵柄が図巻にまとめられており、実物を見ることは叶いませんでしたが、その美しさを垣間見ることができました。
帰り際、もう一度「大銀杏」のあった石段を訪れました。先ほど通った時には気づきませんでしたが、確かに銀杏の木がありました。すでに葉が生い茂り、折れた部分は見えませんでしたが、根元からはアスパラガスのような新芽が力強く伸びていました。
「また『大銀杏』になるまで、どれくらいかかるのだろうか」と話しながら、帰途につきました。
今回の巡り部活動は、9時の集合から18時半の解散まで、過去最長の活動時間となりました。それでも、充実した1日を過ごすことができ、大満足でした。次回の活動も楽しみです。
今回のブログはいかがでしたでしょうか。私たち「巡り部」の活動を通して、社内の雰囲気や、社員がどのように休日を過ごしているのかを感じていただけたら幸いです。
我が社は、社員一人ひとりの個性を尊重し、仕事とプライベートの両立を支援しています。現在トリニティでは人財を募集しております。興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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このブログを書いたスタッフ
経営企画
あさすけ
とてつもない悩み性であったが、この会社に入ってから「死なない! 大丈夫!」が合い言葉に。日々、色々な人に助けられながら元気に働いている。透き通った歌声の、トリニティの看板娘。
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