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開発チームのかんかんに、1日の流れや業務内容についてインタビュー その①

2024.10.15

シリーズで、トリニティで働く社員の1日の流れや業務内容などなどをインタビューし、このブログ内でご紹介しています。

今回協力してくれたのは、開発チームのかんかんさん!

かなり熱く語っていただき、盛りだくさんになったので、2〜3回に分けてお伝えしていきます!

ではさっそくいってみましょう!

かんかんインタビュー

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①入社何年目ですか?

2014年5月入社なので、10年経って11年目です。

②部署や業務での役割を教えてください。

開発チームのマネージャーです。

製品リサーチを含む企画立案からデザイン・開発業務、量産、生産完了(主に新製品)、出荷まで(工場との交渉含め)一通り関わっています。

基本的に物をつくるすべてに携わります。

③入社の際、どうしてトリニティを選んだんですか?

トリニティへの入社前は技術系の学校を出て、デザイン事務所に入社し、プロダクトデザインをやっていたんですね。

そのときは企業さんから依頼を受けていました。大手の会社も多かったです。

また、そのときはデザインというよりスタイリング(形を考える)というのが主な仕事でした。そこにはもう規格があって…そうですね、たとえば「20代女性に響くエアコン」というコンセプトが決められていて、それに沿って形状を考えるだけという感じでした。

ちなみに担当したものは、文具・雑貨・家電など。その中でもスポーツ用品を担当することが多く、ゴルフクラブやシューズなどが多くありました。

そんなことを続けていたからか、ずっと「コト」のデザインに興味があったんですね。

「コップをデザインしてください」と言われたときに、コップとは言われたものの、使い方を聞いたときに「実はコップではなく茶碗がいいのではないか。コップでも、コップに収まらないようなことができると良いのでないか」など落とし込んで考えてみたかったんです。

つまり、企画を重視してデザインしたかったんです。

デザイン事務所では素材形状、スタイリングを勉強させてもらったが、すでに存在しているもののデザインだったので、物足りなさがありました。

世の中のフリーランスのプロダクトデザイナーさんが、自分で企画から携わっているように、私もそのような仕事がしたいと思ったのです。

ただ、量産関連、価格設定、出荷などは経験がありませんでした。そのようなフローも経験する必要があると考えたときに、トリニティでの募集されていた業務内容は打って付けでした。

ガジェット系も好きだったというのもあります。また何よりも、スマホは皆が触れることが多く、面白そうと感じました。

年間休日が多かったのも嬉しいポイントでした。前職は土日も仕事で休日がなく、このままでは心が壊れてしまうんじゃないかと思っていたんです。

そんなときに結婚して子供も産まれて、子供との時間も大切にしたい、ワークライフバランスも大切にしたいと考え、トリニティへの入社を決めました。

④会社で気に入っている点は?

そうですね…。

責任は伴うけど自由なところでしょうか。

ジャンルは限られているけど、自分が欲しいと言えばチャレンジさせてくれる(売れる売れないという責任はあるけれど)環境があります。

私としては、アーティストとデザイナーは違うと思っているんですね。自分では自分を商業デザイナーだと思っています。

商業デザイナーというのは、それを作るためのコストや利益、どうやったら売れるのかという視点を持って考えなくてはいけません。

ですから、自分が欲しいものと売れるものが合致するのは、とても嬉しい部分でもあります。

そういった意味で、好きなことをやるのは責任は伴うが、壁がなく自由にさせてもらえるのが良いところです。

ものづくりが好きな方には魅力的ではないかと思います。

また、他のメーカーでの経験はないので聞いた話ではあるが、金型は100〜200万円(大きいものだと1,000万円とか)するため、普通は開発費というのが年間で設けられていて、その中でやる・やらないを判断するところが多いようです。

ですが、その部分はトリニティでは良い意味でラフ。

金型は高いものだけど、ちゃんと提案する理由があれば、やった方が良いんじゃないかと作ってくれる。これによって細かい形状などにもこだわれるようになるんです。

ほっしぃさんはめちゃめちゃこだわりが強いので、それゆえに大変ではありますが、ものづくりにはそれだけ強いこだわりが必要なんです。

またビジネスとして、予算や売れる・売れないも考えるのは絶対なんですが、マインドとしては、チャレンジするという気持ちは持っておくべきだと思っています。

金型が独自に作れるから、形状がちょっとだけ違ったり、細部の気になるところにもこだわれています。

自分なりに不満なところ、疑問があるところの原因を考えて、それをデザインに落とし込んで、製品化できるというのが金型が作れるメリットです。

また、金型は分割できる(たい焼き器と同じ)でつなぎめに線がはいるので、その線が変なところに入らないようにすることにもこだわっています。

ストラップホールもケースの角に位置させているこだわりがあり、これも金型をオリジナルで作ってないとできない部分です。


というわけで、今回はここまで! かなり盛りだくさんに語ってくれましたので、次回続きをお届けします!

インタビューのご協力ありがとうございました!

当社では現在業務拡大により人材採用を強化しております!

興味がある方はぜひ募集要項をご確認の上ご検討いただければ幸いです!

 

このブログを書いたスタッフ

プロモーション

あこ

雑誌やWebメディアの編集、Webマーケティング事業など経験後、縁あって2021年9月トリニティに入社。元バンドマンで5弦ベース弾き。音楽ジャンルは問わず聴く。今は10匹以上の保護犬猫と一緒にもふもふライフを過ごしている(預かりボランティア含む)。お肉は食べない人。好奇心旺盛で、とりあえずいろいろやってみる派。

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