- 11月
- 2024年12月
夏だ、熱中症だと言っていましたが、気づけば寒くなっていました。
こんにちはハルです。
先日中国と香港へ6日間ほど出張してきました。目的は工場視察と展示会の参加でした。
私はセールス所属なので、さまざまなお客様に製品の提案をさせていただきます。
前職でもトリニティの製品を扱っていたこともあり、製品がどのようなものなのかは理解した上で説明をしますが、どこか記号的に扱わざるを得なかったりもします。
どこで誰がどんな風に作っているのか、実体験が伴わない知識として持っていたりします。
大袈裟かもしれませんが、今回の出張では製品のルーツを見た! という気がしました。
貴重な体験をさせていただいたため、お客様と限りなく近くで接する担当として、今後はさらにトリニティの製品の良さを伝えていきます!
閑話休題。
出張したことで日本との文化の違いを感じることがいくつかありました。
特に、食べ物は渡航前から気になっていました。
『餃子の王将』の焼き餃子でここまで大きくしてもらった私としては、本場の中華料理にも興味はあったのです。
『卵1日20万個、豚肉1日12トン、餃子1日100万個、食は万里を超える!!』で育っているので。
とはいえ中国は広大で、かなり多様だと聞きます。
実際に中国・香港に行く前に、B氏に何度もこう言われました。
「お前は大丈夫かもしれないけど、食べ物とか独特だから。まあ、お前なんでも美味いっていうもんな。」
基本的に日常的に全体的に失礼な方なのですが、いちいち気にかけても仕方のないことです。
翻訳すると「食べ物が日本の味付けと異なるので私はやや苦手でした。お気をつけを。」ということでしょう。
また、初日から一緒に行ったようへいさんには…。
「初海外にしてはハードかもしれない。」
とスーツケースに預け荷物のラベルが大量に貼られている歴戦トラベラーからのざっくり予告。
なんかわからんが、大丈夫なのか? と思っていましたが。
結果は…
だいじょうぶでした。
6日間も中国・香港に行くとなると、現地のものを食べないわけにはいきません。
もともと食べることは好きなのと、食べたことのないものを食べるといった「チャレンジ」は好きなので問題なし。
ですが、驚いたこともありました。
複数人での食事スタイルは日本と異なり、基本的には大皿の料理を取り分けて食べるスタイル。
パッと目に浮かぶ、回転テーブルなんかがその典型ですね。会食などの食事スタイル限定かもしれませんが。
そのため、中国・香港いずれのお店でも、共通してそれぞれに取り皿が供されるのですが、ラッピングされています。
めっちゃ衛生的やん…と思っていたのですが…
現地の皆さんは喋りながら食器のラッピングを剥いで、出てきたお茶をダバダバ食器に注ぎます。
その後、かちゃかちゃレンゲでかき混ぜます。
そして、中のお茶を全部捨てます。
何してんだ、飲まねえのか。
そうなんです。これ洗ってるんですね。
なんでも中国は広東省の習慣で『洗杯』(サイペイ)というのだそう。
今の我々の感覚と異なるくらい昔々。
今と比較して食器が汚れているなど衛生状態が芳しくなかった頃の習慣だそうで、お箸を始めとした取り皿など一通り洗ってから食事スタートとのことだそうで。
お店側は「洗ってるけどな! なんだったらラッピングして保管しといてやるよ。」くらいのものなのだそうですが、
客側は「ありがとう。うーん、でも洗うかなあ。」と、習慣は続いているそうです。
面白い文化だなあと思いますが、フィンガーボールもお茶だったりしますし。
日本もそうですが、中国もお茶と親和性の高い国でもありますね。
さて、しばらく出張ネタで引っ張れそうなので、次回は食べ物について書こうと思います。
あわせて読みたい
このブログを書いたスタッフ
セールス
はる
小売業界で営業・人材育成・EC事業を経験するも、メーカーに憧れがあったことから2024年1月からトリニティに入社。 読書や映画鑑賞、音楽活動、観葉植物の育成、野菜の栽培、ランニング、ツーリング、熱帯魚飼育などなど年々増える趣味で部屋がいっぱいに。仕事も趣味もいつも面白いことを探しています。
コメントを投稿
ログイン
登録
他のサービスIDでログイン
Log in with Facebook Log in with Twitter Log in with Googleログインせずに投稿する場合には名前とメールアドレスを入力してください。
管理者の承認後、コメントが表示されます。