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2012.10.02
世の中には星の数ほど、というのは言い過ぎですが、それにしても数え切れないほどの保護フィルムがあります。液晶ディスプレイの普及と共に、その大切なディスプレイを保護するためのフィルムは、まるで人類が服を着るかのように自然に貼り付けるほどの「当たり前さ」で一緒に購入されている製品でもあります。ご多分に漏れず、当社の製品ラインナップの中でもディスプレイ保護フィルムの占める割合はかなり高い順位を占めています。
たくさんの製品が存在するということは、差別化を図らなければ埋もれてしまうということでもありますので、当社ではずっと新しい付加価値をユーザーに提供すべく、いろいろと考えてきました。その答えが、大人気となってフォロワーがたくさん出てきた「バブルレスフィルムシリーズ」であり、これはフィルムを貼る職人がいるほど難しく気泡だらけになってしまう保護フィルム貼りを誰でもキレイにできるようにした画期的な製品でした。
さらにはこれに防指紋効果を付け加えたり、近年では「いつもキレイに抗菌加工」なども他社に先駆けて付加してきました。これらもほどなくフォロワーが現われて同じような製品を出してくることでしょう。その後には価格競争に陥ってしまうというのが定石です。
私たちはフォロワーに対して文句を言うのではなく、その先を行くことで置いていこうと思っています。
今回リリースした【Simplism】iPhone用 瞬間傷修復&バブルレス保護フィルムセット(クリスタルクリア)[FlashRevive & Bubble-less Film Set for iPhone 2012 Crystal Clear]はこれまでにない新しい技術を織り込んだ製品です。
まずは下記のビデオを見ていただくのが一番早く理解していただけると思うので、ご覧ください。
この映像だけでほとんど理解していただけたのかもしれませんが、一応、解説まで。
これまでの保護フィルムは、過激な映像と共に非常に堅く傷つかないということを売りにするものが多かったのですが、実際にそれらを買って試してみると実際のところはある条件においては傷つかないけれども、それ以外では普通に傷がつくというものが多くありました。
このFlashRevive(フラッシュリバイブ)フィルムは堅いということで傷から守るのではなく、修復層という、どちらかというと柔らかい層が一番上にあり、これが傷が付いても瞬時に回復することで結果として傷が付かなくしているのです。これまでも、「自己修復」や「自己治癒」という名前で販売されているフィルムは存在していましたが、それらは実際には傷は回復するものの、回復するまでに数分かかっていたり、場合によっては30分以上かかるものもありました。
しかし、このFlashReviveフィルムでは瞬時に修復していき、傷が付いたかどうかすら気づかないという驚異的な回復をするのです。瞬間という意味の「Flash」と回復させるという意味の「Revive」を掛け合わせて「FlashRevive(フラッシュリバイブ)」と名付けました。
こういう話をすると、カッターやドリルではどうか、というご質問をいただいたりしますが、何かのデモでは良いと思いますが、実際にそんなシチュエーションはないわけで、そして当然ながらある一定の深さを越えて修復層を突き抜けてしまえば傷が残ってしまうことはあります。ただ、普通に生活している中ではあり得ないことでもありますし、そこまで修復層を深くしていけば当然、フィルムが分厚くなります。
いつも通り、クリーニングクロスと気泡を押し出すレベラー、埃取りテープが付属して税込1,280円というのは、バブルレス加工を施してなおかつ瞬間自己修復効果が追加されているので、非常にお買い得ではないでしょうか。お店の店頭でこのすごさをどう体験してもらえるかが、この製品が成功するか否かの分かれ道かなと思っています。見ていただければ、試していただければ、納得いく効果であることは間違いありません。
★
実のところ、ディスプレイ保護フィルムの分野はかなり枯れた技術になりつつあるのも確かですが、まだまだ面白い技術やアイディアが潜んでいます。やりたいことはたくさん残っており、開発中の製品もいくつかありますので、これからの製品にもご期待ください。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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コメント
2012.10.14 01:39 #1114 skamig
#1114への返信
2012.10.14 01:39 #1114 skamig
とても面白い性能のフィルムだと思いました。
トリニティのバブルレスフィルムは愛用しているのですが、以前iPad用のフィルムを購入した際に、気泡なしで貼れたと喜んだ直後に立てかけてあったiPadが画面を下にして倒れ、床に置いてあったおもちゃがフィルムに傷をつけて、そこから気泡が混入するという、苦い経験があります。
ぜひiPad用の傷修復フィルムも検討していただきたいです。
コメントついでに質問させていただきたいのですが、最近巷で話題のブルーライトカット機能のあるフィルム、あれの効果はあるのでしょうか。
iPhone5を購入してから、iPhone4よりも格段に目が疲れる気がするため、ブルーライト対策を考えています。
訳のわからない商品を購入するくらいなら、トリニティのブルーライトカットフィルムを買いたいと思っているのですが、販売は検討されていないのでしょうか。
2012.10.15 00:27 #1115 ほっしぃ
#1115への返信
2012.10.15 00:27 #1115 ほっしぃ
skamigさん、書き込みありがとうございます。
iPadフィルムの件、残念ですね。iPad用も検討中ですが、発売時期など未定です。
ブルーライトカットフィルムについてですが、ここで書く話ではないのかもしれませんが、以前に検討したことがありますが、現在のところ効果がちょっと体感できないのと、どうしても青みが消える分画面がかなり黄色くなります。これについてどこまで許容するか、というところが難しいのと、現状他社が販売していて売れているからフォローするという状態になってしまうので、そこに我々が作る意味があるかということを考えると、今のところは疑問符が付いているというところです。
作るとすれば、何かしら付加価値は付けていきたいなと思っています。
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