少し前から気づいてはいたのですが、あまり触れないでいた話題について。

このトリログはアクセスランキングが左下の列に表示されているのですが、ここでのトップ1がなんと2010年6月21日（月）に書かれた「なぜ高級車を買うのか（後編）」というエントリーになっています。この前編が2010年6月20日（日）付けの「なぜ高級車を買うのか（前編）」ですが、こちらもトップ7になっています。さらにいえば、2007年5月7日（月）に書かれた「HDMI to Analog変換機が登場しないワケ」というエントリーもトップ3になっています。

このトリログは2006年から書き始めていて、もちろん毎日ではないにせよ、それなりの頻度で書き続けて6年ほどになりますが、今のランキングがこの古いエントリーであることに少なからずショックを受けました。トップ7のエントリーなどは2007年に書かれていて、しかも今の取り扱いアイテムでは関係のない話題なのです。トップ1と7に位置しているエントリーも製品や最近の動向について書かれたのではないので、普段から比較的新しいことを考えて実行してきているつもりの私としては、そんなに古いエントリーでなおかつこの話題が本当にランキングの上位に位置しているとは信じがたかったのです。

ウェブサイトを昨年にリニューアルしたときにこのランキングシステムを導入したのですが、まずはこの仕組みがおかしいのではないかということでウェブ制作会社に調査を依頼したほどです（笑）。ウェブ制作会社の方から仕組みにおかしいところはないとの回答が来たので、それはおかしいと思ってGoogle Analyticsというウェブアクセス解析ツールを使って確認してみることにしました（正直システムを疑っていたので）。

Google Analyticsはウェブサイトを運用している上では必須といっても良いくらいのツールで、ここを分析することでユーザーの傾向を掴むことができ、それを元に改良点などを発見していくことができます。これの使い手になるだけである程度商売はできるといっても過言ではありません。

この中に「検索」というカテゴリーがあり、ウェブサイトの訪問者がどんなキーワードで検索してやってきたのかがわかる分析があります。そこを見てみると、なんと検索キーワードの6位に「hdmi 変換 アナログ」があり、なおかつ10位には「車 減価償却」があるではありませんか。これ、トリログも製品紹介ページも含めた全体の検索ワードですからこの結果でたどり着くブログエントリーがアクセス数で上位に位置するというのは決して不思議ではありません。

というわけで、これらのエントリーがアクセスランキングで上位なのは正しい結果だったというわけです。（ウェブ制作会社の方、ゴメンナサイ）

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Google Analyticsは本来はしっかりとチェックして傾向と対策を練っていく必要があるのですが、私はウェブマスターではないのでそこまで見ておらず久しぶりにチェックしてみたのですが、なかなか面白い結果がありましたので、いつかエントリーを書いてみようと思っています。

ひとつ面白かったのは、モバイルデバイスからの閲覧は全体の11%になっており、なおかつiPadが全体の98%でiPhoneが1.3%なのです。iPhoneでの閲覧が多いのかなぁと漠然と考えていたのですが、こんなにもiPadが多いのにはビックリさせられます。そして、モバイルデバイスからの閲覧も思ったより相当低い割合です。ここらへんに当社ウェブサイトの弱点とやるべきことが隠されているのかもしれません。

（この結果をしっかり見た上でのウェブ解析と提案を行なってくれるウェブ会社もしくはマーケティング会社がありましたら、先着3社限定でお話しさせてください。何もしなくても毎日のように電話が来るその手の会社が絶えないのでいつも門前払いさせてもらっているのですが、キーワードに「iPadは98%」と言ってくれればしっかり話を聞きます）と、エラソーなことを書くくらい、本当にスパム電話に近い売り込みが多いんですよね…。