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2013.03.01
Mobile World Congress(MWC 2013)に来てから、あんなことやこんなことがあって、肝心のMWCについての話題を書いていませんでした。展示会全般についてはGoogle先生などに聞いていただくとたくさん出てきますのでそちらを参照してみてください。
こちらは当然ニュースなどでも掲載されていますが、今回のMWCでは「NFC」をひとつのキーワードとしていました。NFCは「近距離無線通信」と訳されていて、簡単に言うとSuicaなどのようにタッチするだけで情報のやり取りができる技術です。日本では相当前から普及していて当たり前の技術なのですが、海外ではまだまだ普及していません。
今回もNFCで事前登録しておくと入場するときにバッヂをパスポートを見せなくて良いというメリットがあるということで登録してみました。iPhoneでは使えないということもあって、今回は直前に手に入れたSony Xperia Zを使ってみました。
登録自体も割と面倒で、係の人にいろいろ聞きながらようやく完了。それもあってか使っている人が少なく、NFC用のゲートはがらがらで、それ以降毎日の入退場はとても楽になりました。しかし、登録したXperia Zをかざすだけではなくて、アプリも立ち上げておかなければいけなくて、ここらへん改善しないと面倒です。その他、NFCを活用してブースなどでも情報を取れるのかと思いきや、特にそういうことはなく、まだまだ初期段階だなと思いました。
今回のMWC 2013参加のひとつの目的がSonyブースにおけるSimplism製品の展示を視察することです。Sonyとしては初めて、サードパーティー製アクセサリーの場所を提供した展示となっていて、その中のひとつに当社のXperia Z向けラインナップがあります。Sonyの製品を見に来た人たちが一緒にアクセサリーも見て、販売展開を考えられるということで、普通はサードパーティーの会社が別途散らばっていてアクセサリーが展示されているのですが、それだと見る側からするとわかりにくいので、今回のような取り組みはとても良いと思います。
また、追いかけるべきiPhoneにあってXperiaシリーズにないもののひとつが豊富なアクセサリーなので、サードパーティー各社が知恵を絞ってアクセサリーを展開することでXperia自体のマーケットも盛り上がってくることを期待して、これからも支援を続けていく方針のようです。
その他、全体的にブースを回ってみましたが、ラスベガスで開催されているCESやベルリンでのIFAなどに比べると技術寄りのブースが多く、ビジネス向けの展示会であることがわかりました。その中でも面白いブースなどもありましたので、そちらは別途紹介してみたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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