- 10月
- 2024年11月
昨日、グッドデザイン賞の大賞や金賞、特別賞の授賞式が開催され、私も参加しました。その際に、すでにベスト100に選定されているNuAns NEOがさらに「グッドデザイン特別賞[ものづくり]」も受賞したということが発表されました。
「グッドデザイン特別賞[ものづくり]」とは「全国の中小企業による製品開発の中から、特に優れていると認められるデザインに対して贈られます。」という記述の通り、大企業ではないけれども優れたデザインを生み出したということで評価をいただいたものです。NuAns NEOのように、スマートフォンという製品においては大手メーカーだけが製品開発をして製品を販売し、中小企業では中国で開発されたものを日本向けにブランディングしているだけという現状に対し、自社でコンセプトを1から立案し、デザインもすべて手掛けたものとしてはかなり特殊な事例だったということを特に評価していただいたものだと思います。
NuAns NEOのグッドデザイン受賞コメントにも「あえて厚みを持たせバッテリー動作時間を延ばしたり、スマートフォンケースを本体の一部として融合し個性を表現したり、これまでわずか数社の大企業がつくっていたスマートフォンのトレンドに一石を投じた。シンプルな見た目にも関わらず、最先端の技術を果敢に取り入れており、小企業でも最先端のスマートフォンを0からつくれる時代になったことを世に示した点でも意義が大きい。」と書かれています。
スマートフォンを作る、しかもまったく新しいコンセプト、デザインのものを。というのはここでは書き切れないほど多くの障害があり、問題が発生し、それを乗り越えてきたもので、その取り組みをこのように評価していただいたのはベスト100に選んでいただいたのに加えて、「ものづくり」という観点からもしっかりと見ていただいたのは、とても嬉しいことです。
今年のグッドデザイン賞は4,085件から1,229件が受賞となり、さらにその中のベスト100に選んでいただいたということで2.5%くらいの狭き門をくぐり抜け、金賞が19件、特別賞は19件とその100の中でも選ばれたということですから、以前のNuAns製品5製品同時受賞を上回る結果になったと思います。
スマートフォンといういつも手にしているもの、新しいライフスタイルに対して新しい回答、まさにNuAnsというブランドのコンセプトである「New LifestyleにNew Answer」を実現できたかなと思っています。
なお、ベスト100受賞したデザインについて「グッドデザイン・ベスト100デザイナーズプレゼンテーション(https://www.g-mark.org/activity/2016/presentation.html)」として東京ミッドタウンでプレゼンテーションを行ないます。NuAns NEOは「情報機器のデザイン」というカテゴリーですので、10月31日となります。
当日は私がプレゼンテーションをさせていただきます。デザイナーではないので恐縮ですが、NuAns NEOの成り立ちからコンセプト、デザインのこだわりなどを紹介します。是非とも、お立ち寄りいただくか、遠方の方はストリーム放送もされるようなので、そちらもご覧ください。
「グッドデザイン・ベスト100デザイナーズプレゼンテーション」
【開催概要】
会 期:2016年10月29日(土)〜11月1日(火)
会 場:グッドデザインエキシビション2016 G5ステージ(東京ミッドタウンB1F・アトリウム)
映像配信:プレゼンテーションの模様はネット上でライブ配信する予定です。
【情報機器のデザイン】
10月31日(月) 13:00〜 審査ユニット5 審査報告会 / 13:45〜 プレゼンテーション9
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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