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2017.11.27
人気コンテンツ3部作の「Nの悲劇」シリーズをお読みになった方はご存じとは思いますが、先日やむなくアップル表参道に行く機会がありました。予約の時間より少し早く着いたので、販売されているアクセサリーをチラチラと見ていたところ、このモバイルバッテリーが目に留まりました。私はその時に初めて知ったのですが、実際には今年の9月から販売されていたようです。
最初は大容量のモバイルバッテリーかと思ったのですが、よくよく見てみるとUSB Type-C端子が付いているのです。Appleの直営店であるアップルストアで販売されているバッテリーとしては初めて、USB PD(Power Delivery)に対応してMacBookに給電(充電)できる製品ということになります。これまではApple純正のACアダプターのみでしたが、電源が無くてもMacBookを使えるようになるのはとても大きいと思います。
仕様として30Wであることから考えるとMacBookの電源とほぼ同じで、MacBook Pro 13や15と比べると容量は小さいながら、MacBook Pro 15″でも使用できます(アップル表参道でも確認済)。実はMacBookのACアダプターも(30W)、MacBook Pro 15″を充電できないまでも給電することができ、使用してないスリープ状態では付属の87W ACアダプターと比べれば断然遅いものの、充電もできるのです。ちゃんと試したわけではないですが、おおよそ似たような動作をすると思います。
大容量(約2万mAh)、iPhoneも高速充電ができ、なおかつMacBook(私はMacBook Pro 15″がメインで、簡易ポータブルとしてMacBookを使用しています)でも充電、または給電(内蔵バッテリーの充電容量は増えないものの、動作を維持する電源供給)ができるため、これ1台あれば安心と言えます。
しかし、私がこの製品を購入しようと思ったのは、その機能性だけではありません。この製品の中身を見せてもらった時に、ファブリックを貼った雰囲気がとても良かったからです。mophieブランドの製品は金属製が多く、もしもそれと同じだったとしたら購入しなかったかもしれません。NuAns NEO [Reloaded]も充電できるので、MacBook Pro 15″、iPhone X、NuAns NEO [Reloaded]を持っている身としては、とても安心かつ、持っていてイヤじゃないというところがとても重要なポイントでした。
唯一、残念だなと思ったのが、USB Type-C端子が1つで、このバッテリーからMacBookなどのデバイスに充電するのと、このバッテリーへ充電するのが兼用となっているところです。端子が多く並んでいるのは美しくないとは言えますが、それでも機能性で言えば2つ端子が付いていて、このバッテリーへAppleの純正ACアダプターから充電しつつ、そのままディジーチェーン(数珠つなぎ)してMacBookに充電できれば一石二鳥、ACアダプターを2つ持ったり、充電を差し替える必要もないのです。
16,800円(税別)と少し高価ですが、USB PD対応のケーブルも付属しているのと、Appleが販売しているということでの動作保証は大きいので価値はあるのではないかと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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