すぐに入れるレストランをリアルタイムで探す「トレタnow」

2019.03.29

誰しもが必ず体験したことがある「今から行って、すぐに入れるお店を探す」ということは、いまだにそんなに簡単なことではありません。基本的には、電話をかけまくるしかなく、人気にがあるお店だと空いてないので、何軒も電話をかける羽目になります。

過去にLINEが「LINEいますぐ予約」と称して、その時点で空いているレストランを検索して予約できるサービスを展開しましたが、今改めて動向を見てみようとしたらすでにサービスを終了しているようです。

当日のお昼くらいでしたら、当日空席が見られるようなグルメサイトもありますが、夕食どきになって今から入れるお店を探したいというニーズに完全に応えてくれるサービスというのはあまりなかったのではないでしょうか。

さりげなく、トリニータの平日限定スペシャルランチの写真を入れ込んでおきます。

当社運営のトリニータでも利用しているクラウド予約サービス「トレタ」がGoogleマップとの連携による予約連携サービスを発表したのに続き、この誰しもが経験したことのある夕食難民問題を解決すべく「トレタnow」をリリースしました。

詳しい仕組みまでは紹介されていないので分かりませんが、単純に考えて、トリニータのようにトレタを予約システムとして利用している店舗では、リアルタイムで予約状況がわかるため、その空き情報をリスト化してユーザーに提案する仕組みだと思います。ちゃんと、そのお店まで連れて行ってくれるナビゲーションシステムがアプリ内に入っているのも親切ですね。

これも推測ですが、おそらく店舗側は必ずウォークイン(予約なしでの来店客)も必ずトレタに記録していくことが必須となります。それでないと、予約が空いているように見えて、実は埋まっているということがありえます。ここだけは店舗側がしっかりとやらないと、この仕組みが成り立ちませんので、まだすべてのトレタ利用レストランに広がっていないのも、ここらへんの課題があるのではないかと思います。

飲食店は一般的には余剰人数がいないので、来店などが重なってしまうと、なかなかシステムに入力していくことができないことがあるので、ユーザー体験を損なって逆にマイナスになってしまう懸念も考えると、一気に広げていかずに徐々に実績を積み上げていくのが正解なのかもしれません。

しかしながら、トリニータでも是非とも使いたい仕組みなので、できれば早めに埼玉県も展開をしてもらいたいものです。あとは、このトレタNowアプリだけだと広がりが難しいかもしれないので、Googleマップとの連携など大手サービスとの連携ができるようになると一気に広がるかもしれませんね。

トレタは創業の方が飲食店の運営をしていた経験から作り上げている仕組みなので、こんなことが困っていたということを解決に導いてくれるアイディアがたくさん出てくるので、これからにも期待です。とりあえずはみなさんも、この新しい仕組みを体験すべく、トレタnow(現在はiOSのみ対応)を体験してみてください。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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