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2020.04.15
フェイです。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、埼玉県でも不要不急の外出自粛要請が出ています。私の趣味である草野球も活動を自粛し、プロ野球も開幕は見えず。参加予定だったライブも中止になり、渋々家に引き籠もるしかない日々が続いています。残念と思う反面、妻の実家があるイタリアの状況を聞くとそうも言ってられないですね。心配です。
そんななか、久しぶりにゲームで遊んでみようかな? と考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は私が独断と偏見でオススメしたいゲームをご紹介したいと思います。
【 返校 – Detention – 】
「 返校 – Detention – 」は、RedCandleGames(赤燭遊戲)という台湾のゲーム会社が開発したアドベンチャーゲームです。ちょっぴりホラーな感じではありますが、よくあるドッキリ系の演出はないので、ホラーが苦手な私でも問題なく遊べました。
まずはプロモーションビデオ(Nintendo Switch版)をご覧ください。
ゲームの舞台は、国民党が強権政治を敷いていた1960年代の台湾。戒厳令が布告〜解除されるまでの戒厳時期(白色テロ)で、言論統制や不当逮捕といった半ば信じられないような恐怖政治が敷かれている状況です。
「翠華高校」に通う男子生徒「ウェイ」が、授業中に居眠りをしてしまい、目が覚めると生徒や教師がいなくなっているところからゲームがスタートし、「ファン・レイシン(レイ)」という女子生徒と出会うことで物語が進んでいきます。
基本的なゲームの進め方としては、自身で操作するキャラクターの動きによって画面がスクロールするので、学校を中心とした施設を探索したり、時には謎を解いたりして物語を進めていく形になります(イラストがいちいち怖い)。
場所によっては探索中に幽霊と出くわすことがあり、幽霊に気がつかれると、キャラクターに向かって襲いかかってきます。息を止めて横をすり抜けることで回避できたり、部屋に隠れてやり過ごすことはできますが、こちらから攻撃する手段はないので、ちょっと焦ります。といっても基本的には1対1ですし、機会もそれほど多くはないので、ゲームの操作に慣れない方でも簡単に対処できるレベルです。
幽霊から逃げている例。こんな感じで近づいてきます。
ゲームの目的は学校を脱出することですが、幽霊に気をつけながら探索を繰り返すことで、物語はどんどん進んでいきます。ゲーム開始直後は状況もわからないまま、ただ学校から脱出するためにプレイすることになりますが、しばらく物語を進めていくと、当時の体制や人間関係で苦悩する主人公を中心に、当時の台湾を追体験するような感じでどんどん引き込まれていきます。
あまり書きすぎるとネタバレになってしまうため控えますが、恐怖を感じながらもぐいぐい惹きつけられるストーリーで、めちゃくちゃ心が揺さぶられます。ゲームが結末を迎えるころには忘れられない体験になっていると思います。
台湾ではすでに映画化もされていて、映画公開から3週間ほどで観客動員数100万人を超え、映画賞にノミネートされるなど非常に評価が高いようです(予告編が観られます)。
パソコン(Windows / Mac OS)・PlayStation 4・Nintendo Switch・iOS・Androidとたくさんの機種で楽しむことができるので、たまにはゲームでも、と考えている方がいたら、是非遊んでみてください。ゲームに慣れている方ならおおよそ数時間程度、普段ゲームで遊ばない方でも10時間もあればゲームの結末を迎えることができると思います。
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このブログを書いたスタッフ
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フェイ
ITメーカーや医療業界でサポートを続けながらイタリアを放浪していたところ、さまざまな商品の魅力に惹かれ、トリニティの一員に。美味しいものを与えられるとどこにでも付いていきがち。
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