緊急事態宣言解除で、日常は戻ってくるか。ライフスタイルはどれくらい変わるのか。

2020.05.30

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止を目的として発出されていた緊急事態宣言が解除されました。日本は諸外国と違い、国民のほとんどが規律を守り行動したこともあり、世界でも稀有な厳しい規制をかけずに感染縮小を勝ち取ることができました。

当社でも、運営しているレストラン「トリニータ」は休業、通勤を伴うスタッフは自宅でのリモートワークに切替え、日本全体の取り組みに協力をしてきました。その上で、緊急事態宣言解除という区切りもできたので、トリニータも再開しつつ、オフィスも通常業務に戻しました。

当社のような「モノ」を販売している会社の場合、製品サンプルがあったり、テストをしたり、店頭でのパッケージを吟味したりということで、リモートワークだけではできないことが多い会社は、このコロナ禍が終わった後も新しいスタイルになりにくいと思います。

また、私の考えとして、人と人とのコミュニケーションはオンライン越しでは完全に成り立たないと思っています。淡々と与えられた仕事をこなすということだけであれば、画面越しのコミュニケーションでも進められるかもしれません。ただ、チームワークは高まっていかないと思っています。

ちょっとした相談、愚痴を横耳で聞きながら発生する会話、楽しそうにやっている姿、大変そうな姿を見ながらお互いで助け合っていくことができて、チームワークになっていくのだと思っています。

世の中はリモートワークになっていくような風潮があるかもしれませんが、私は揺り戻しがあると思っています。人は合理的な生き物ではないのです。ちょっとした雑談など直接的に仕事に関係ないことも含めて、みんなの居場所としてオフィスで共同で仕事をすることが、結果として良い仕事をこなせると考えています。

とはいえ、コロナ前と後では意識が変わったり、当社以外では働き方も少しは変わると思います。そのライフスタイルの変化に対して、私たちも何か新しい提案をできるように考えていきたいと思っています。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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