現代社会はさまざまなストレスに晒されて生きていく必要があります。仕事の場でも、まったくストレスなく仕事に取り組んでいる人も少ないのかもしれません。あるきっかけがあり、厚生労働省が運営している「こころの耳」にある5分でできるストレスセルフチェックを私を含めて社員で試してみました。

社員側の結果は匿名であってもあまり公表する類いのものではないので、私のだけご紹介しておきましょう。

この、なかなか恐ろしい結果をご覧ください。この表は内側にいくほどにストレス度が高いということになりますので、私はかなりのストレス過多な状態で「あなたのストレス状況はやや高めな状態にあることが窺われます。」と診断されています。同僚や上司からのサポートがかなり少なく判定されているのは、立場上仕方がないことなのかもしれません（アンケートへの回答も適当にしてしまいましたし）。

特に、イライラ感、不安、抑うつ感が高く、仕事の量的負担、対人関係上のストレスが高いとのご指摘です。

私は14年間トリニティを運営してきた上で、もちろんいろいろな困難や挫折を味わってきましたが、それでも今やっていることに不満はないですし、使命感を持って、業績なども達成感がある状態で仕事に取り組んでいるので、自分自身としてはかなり驚きの結果です。

しかし、深層心理でストレスは積み重ねられていってしまったのかもしれません。ただ、まったく自分ではストレスというものを感じたことがないのも事実です。

よくよくこの指摘の部分を考えてみると、たとえば仕事の量的負担という部分においては、経営者として365日24時間（実際には寝ている時間を除くと16時間程度）仕事のことを考えるのはあるかもしれません。いろいろとやりたいことがあるため、欲張ってやってしまっているところがあるのかもしれませんし、現在の人員状況からしてちょっとここ最近は詰まりまくっているところはあるかもしれません。

不安というのは、もしかすると経営者について回る、会社の行く末を案じるというところから来ているのかもしれません。正直に申し上げて、現在のトリニティにおける経営状況はとても良好といえます。しかし、デジタルの世の中は移り変わりが激しく、今後も安泰ということはありません。常に新しい挑戦をして、次の柱を作っていかなければいけないので、そういう部分がこの結果に表われているのかもしれません。

イライラ感、というのは正直そんなに感じていません。強いていうならば、wearaの進行が遅れに遅れてしまっていることが最大のイライラ感かもしれません。ただ、これは困難を乗り越えていかなければいけないし、簡単なことをやっていても新しいものは作れないので、分かった上で全力で取り組んでいるつもりです。

対人関係上のストレス。いろいろな仕事をしていると、出会いと別れはあるものです。新しく一緒に仕事をする人もいれば、やっていたけれども終わりになることもあります。それはもう完全にコントロールできないものだと思っています。ただ、そういういろいろな出来事がちょこちょこ起こるところから来ているのかもしれません。

最後に、抑うつ感というのは本当に本当にまったく感じませんし、そういうことは周りも感じたことがないのではないかと思います。まぁ、だからこそ「危ない」のかもしれませんが（笑）。

毎日、新しいことがあり、チャレンジがあり、困難があり、解決策を見つけて乗り越えているので、安らぐ時間というのは少ないかもしれません。ただ、それが楽しいと思っていますので、本当に危ないと思っていたらここで公開するようなことはありませんので、ご安心ください。

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割と大半の社員は問題ないオレンジなので、ものすごくストレスフルな環境ではないというのは良かったです。むしろ、誰もが意外に思った、私が一番悪いというような結果になっています（汗）。