- 10月
- 2024年11月
先月末に毎年のことだが、Appleの業績が発表された。ただなんとなく数字を眺めて読んでいるとただただ「すごいなぁ〜」の感想しか出てこないが、数字をいろんな角度から見てみると改めて恐ろしい数字だなと思ってしまいます。
スティーブ・ジョブズが亡くなってから既に10年以上が経過しています。亡くなった当初はAppleは衰退するのではないかと予測する人達が多かったのですが、10年経っても成長し続ける企業って本当に素晴らしい。そして、ちょっと感覚麻痺しているかもしれませんが、iPhoneが出たてのときは、Apple売れてるなぁって感覚が、今はそんなに売れてないのではと勘違いしている自分がいます。どちらかというと、ここ数年では製品が日常に溶け込みすぎて、持ってて当たり前の感覚になっているからなのかもしれません。
<Apple年間売上高:3,943億ドル、前年比:+8%>
これ日本円に直すと約57兆8,246億円。ウヒョーって感じですね。正直、見当がつきません。
- 売上を按分するとしたら?
- 世界人口:約78億人ですから、1人あたり7,000円配ってもお金は余ります。
- 日本人口:約1.25億人なので、1人あたり45,000円配ってもお金は余ります。
<日本市場年間売上高:259億7,700万ドル、前年比:-9%>
こちらは日本円に直すと3兆8,118億円。しかし、地域別に見ると日本だけ前年割れしている。逆に今まで日本では売れすぎていたってことなんでしょう。人口も1.2億ぐらいなのに、セグメント別で出しているくらいなので。
<iPhone年間売上高:2,054億ドル、前年比:+7%>
こちらは日本円に直すと約38兆円。Appleの業績の50%以上を占めてます。まだ成長し続けてる…。
そして注目は、サービス部門。2018年度の決算では397億ドルだったものが、2022年度では781億ドルとなっており、+96%と約2倍までこの5年間で伸長しています。Apple Musicなどのサブスク時代を作ってきたからこその変化なのかなと思った数字でした。サービス部門での売上がMacも抜いており、物ではなくサービスを販売して稼ぐエコシステム。それもiPhoneがなければ、作り上げることができなかったと思います。iPhoneは凄まじい商品だと改めて認識した決算でした。
ここ最近のニュースではiPhone 14 Proの生産遅れがありますが、このような逆風もなんとかしてしまうのではないかと期待してしまいます。
上記にも記載しましたが、日本では円安の影響で価格も上がったことで、少し販売数量は鈍化するでしょうが、iPhoneの価格で見れば、日本が一番安いようです。それだけAppleにとっては日本のマーケットが重要であるってことですね。
今後もAppleの決算を楽しみにしたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
セールス
ぼん
小売業界を中心にバイヤーや事業責任者を経験。メーカーに憧れがあり、縁あってトリニティに入社。トリニティ製品はバイヤー時代に仕入れを行なっていたので実は長い付き合い。仕事は『Enjoy・Speed・Teamwork』をモットーに、趣味として捉えている。健康も気に掛けつつ、毎日、勉強と改善で楽しんでいきます。
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