みなさんこんにちは、とむです。

これから年末・年明けに向けて気の合う方々と集まる機会が増えるのかなと思います。

そんなときに、何もなくてもすぐに楽しめる「ワードウルフ」というワードゲームが結構面白くて、人によってはハマると思いますのでご紹介させてください。

【ワードウルフゲームのゲームルール】

1. みんなで似ている内容のお題について、雑談をします。
2. その雑談の制限時間内に「1人だけ違うお題」を与えられた、少数派の人を見つけ出します。
3. もし少数派の人だ！　と言われた人が多数派だった場合、少数派の勝利です。
4. 少数派と言われた人がそのまま少数派だった場合、相手のお題を言い当てることができれば、少数派は負けを回避することができます。

このようなものになります。また、自分自身が少数派なのか多数派なのかは最後までわかりません。

イメージしやすいように、仮にお題が「ガラス」と「フィルム」だった場合で流れをたどってみます。

A「みんな使っているよね。」

B「自分は使ったり使わなかったりかな。」

C「私はしっかり使うよ。なにかあったときに高くつくもの。」

D「これって、なにかに装着するものでみんなあってる？」

このように会話をしていくことになります。だいたい3分程度の時間で会話するイメージです。ただし、ゲーム進行の4がネックになるので、あまり直接的な言い回しは避けつつ、でもお題の本質は理解しながら会話しないといけないので、そこが面白くなるポイントになります。

少し続けてみます。

A「これがダメになることもあるよね。」

B「あんまりそのイメージはないかも?」

C「わからないでもないな。保証とか付いてるのも見かけるし。」

D「ちょっと値段するのもあるよな。」

と、ここで時間いっぱいになったとしましょう。その後で、怪しいと思った人がだれかを各々が伝えます。

そして投票されたのはB。Bのお題は「フィルム」でした。さて、Bは対抗のお題を当てることができるのでしょうか？

B「ケース！」

回答は×、多数派の勝利となります。

他の人は会話の流れから、保証があったり少し値段が高くなりそう、割れることからダメになりそう、というガラスに共通したワードが出てきています。

一方、お題がフィルムだったBからは、使ったり使わなかったりというコメントや、ダメになるよねという質問に対して懐疑的（フィルムは割れずに柔軟性があるが、ガラスは割れてしまうおそれがある）なコメントだったことがバレてしまった要因かと思います。

イメージする進行はおおよそこのようになります。

このように、お題を当てまいとするとクリティカルなことがなかなか言えないし、ちょっと勇気を出してしゃべってみたときにヒントを与えすぎてしまうと、相手に乗っかられてしまうこともあります。

ラーメンとそばがお題だった場合、仮に自分のお題が蕎麦だとします。そこで、会話の流れで「女の人は一人で食べにくいよね〜」「わかるわかる！」などといった発言が出てくると、なんとなく他の人はラーメンで自分だけがそばなのかな？　と想像できたりしますよね。

お題さえあれば無限にいつでも遊べてしまうワードウルフ、お酒の席などでも盛り上がると思うので、ぜひ一度遊んでみてくださいね。