- 10月
- 2024年11月
コンピューターを設置する際に、ディスプレイのケーブルの長さに制限されてしまって配置に悩んだことありませんか? ディスプレイ延長ケーブルで延ばしても、今度はキーボード・マウス用にUSBも延長しなければなりません。また、最近のディスプレイはDVI接続のタイプが主流となり、基本的に5m以上延ばすことができないため、オフィスなどでマシンを1ヶ所に集めて設置したりするような際にも困ってしまいます。デザインの凝ったオフィスなどではあえてコンピューターを見せないようにする場合も多いでしょう。
そんなときに役立つのが今回発表したDVI/USB延長ケーブル「DVI Extension Pro」です。1本でDVI信号とUSB2.0信号を4.5mまで延長することができます。USBは2.0対応なのでキーボードやマウスだけでなく、ストレージも手元に置きつつ、コンピューター本体だけを遠くに離して設置することが可能です。さらに、2本、3本と数珠繋ぎにしていくことにより、最大4本で18mまで延長することができます。
さて、ここで疑問。「18mまで延長できます!」ってどこで使うねん、と(なぜか関西弁)。たしかに、普通に考えて家庭やオフィスでは、特殊な場合を除いてそれほど長く延長することはあまりないかもしれません(特殊な場合も思いつきませんが…)。
私が知っている18mも延長しなければいけないアプリケーションは、プロの音楽スタジオです。ここ数年のウチに、コンピューター(特にMac)なしでは音楽制作が成り立たないほど、さまざまな場面でコンピューターが活躍します。しかし、水冷の特殊な機種でない限り、コンピューターから発するノイズ(ファンノイズやHDDのアクセス音など)が音楽スタジオにとっては困るものです。それを解消するために、コンピューター自体は別室に配置するということが多くあるのです。
実際には、床の下のピットと呼ばれるスペースにケーブルを這わせて、隣の部屋や、マシンルームに設置するのです。こうすると、音楽スタジオ内ではディスプレイとキーボード、マウスのみで遠隔操作が可能になりますので、見た目もスマートに音楽制作に専念することができます。またDVI Extension ProはUSB2.0対応なのでストレージも手元に置くことができますので、クライアントが持ち込んだHDDなどのデータをマシンルームに行って接続するということもなく、簡単に取り込むことができます。
ちょっと専門的になってしまいましたが、長さの制限をなくすことで、さまざまな用途で活躍するというお話しでした。ちなみに、この商品はiPodアクセサリーなどと違ってたくさん店頭に並ぶものではありませんが、お店で「4582269442907」というJANコードを伝えてもらえれば、在庫確認や取り寄せが可能になりますので、売り場になくても諦めないでください(笑)。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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