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- 2025年02月
※写真は中国広東省深圳にあるApple Storeの写真で、本文とは関係ありません。
もう5年くらい、毎月1度くらいの頻度で中国に行くようにしていますが、今日から1週間ほど2013年最初の中国訪問です。この時期、日本の沖縄よりも南にあるはずの広東省でもかなり寒くて、普段あまり寒くならないからか暖房設備がほとんどないところが多いので、工場内などは極寒ともいえる状況で、オフィスや会議室においても上着を脱ぐ余裕はありません。
そして、この時期一番大変なのが2月に控える春節、いわゆる旧正月です。日本も大晦日、正月とある程度休む時期はありますが、それと比べれば非常に大きなイベントです。旧暦を元にした日程なので毎年変わり、今年は2月9日から15日というのが一般的です。
私たちの日本の感覚で考えれば、ここに大きな連休があるのだからその前にやれることはすべてやり、工場であれば出荷できるものはなんとか全部出荷し、仕事を片付けてからこの大きなイベントを迎えリラックスしようというように頑張るのですが、中国ではまったく違います。
今日といわず、先週あたりから浮かれ始めていて、仕事をしない会社もあったり、すべてのことがスローになりつつ、まじめに仕事を仕上げようという気力が失われます。前述の通り、2月9日からが正式な旧正月のようですが、少し前から休みに入る会社があるのは理解しますが、今日はまだ1月20日ですから、休みに入るまでに3週間ほどもあるわけです。この段階から旧正月に向けて浮かれ始めるというのはいったいどういう神経なのか分かりません。(とはいえ、アメリカでもハロウィーンあたりから浮かれ始めるので似たようなものなのですが)
そうでないまじめな中国人もたくさんいるので、一事が万事というわけではありませんが、これに関しては本当にいつも困らされます。とはいえ、それに逆らうことができないのであれば、それを前提にいろいろ動くしかありません。私がこの時期に訪中するというのも、日本側のボスが訪中するとそう簡単にサボれないので、今週いっぱいだけはしっかりと働かなければいけなくなるというプレッシャーのためなのです。
というわけで、これからリリースが控えている製品のためにも、春節前の中国をうまくコントロールできるように頑張ってきます。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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