- 11月
- 2024年12月
2014年最初に手に入れたガジェットは「Sony ZX1」でした。史上最高といわれる音質と、高級感のある本体の質感とデザインは私がウォークマンがネットワークウォークマンとなってから初めて手に入れた製品でもあります。まだ長い間使っているというわけではありませんが、そろそろ「100時間」は経過したので評価しても良い頃だと思います。100時間というのは、下記のような説明があるからなのです。
NW-ZX1 はコンデンサー「OS-CON」*や「POSCAP」*の特性により、使用開始時から少しずつ音質が変化し、100時間ほど使用すると安定します。
なんといっても、このZX1はオーディオプレーヤーとして購入しているわけですから、他の機能性よりもまずは1丁目1番地である音質について評価するべきでしょう。
私はここ最近ずっとAKG K3003をリファレンスイヤフォンとして使用していて、個人的には私の人生史上最高の音質と思っていますので、それとのコンビネーションでの評価となります。多少、イヤフォンやヘッドフォンとの相性によって変わるかもしれませんが、比較的このK3003はナチュラルに上から下まで出ていて、帯域も非常に広いので「ハイレゾ」音源の再生なども向いていると思います。
まずはデフォルトの状態で、最初から入っている曲を再生してみると、さすがに全体の帯域が広い感じがしました。ただ、低音が少し暴れているようには感じました。それも100時間以上経ったからなのか、今はそんなに気にならなくなりました。一言でいえば、とても音が良いです。これまでiPhone 5sで聞いていた音楽の中でもApple Lossless Audio Codec(ALAC)でエンコードしている曲をすべてZX1に移動して聞いています。音楽を本当に楽しんで聴けるので、iPhone 5sと2台持ちしてでも一緒に使いたいと思わせてくれるほどの仕上がりだと思います。
これまで使っていたiPhone 5sと比べると出力が高いようで、同じイヤフォンでもボリュームが大きくなります。iPhone 5sのころはボリューム最大にしてもすこしたりない曲もあったりしたのですが、そういうこともなく快適に聴くことができています。
なお、実のところiPhone 5sもかなり良い感じで鳴っていましたので、明らかにZX1の方が良いのですが、ZX1との差はものすごく大きいとはいえないのです。iPhone 5s側はパーツやアンプなどで音質をしっかりと作り込むのではなく、出力のチューニングが大きいという話もありますのでガチンコ勝負というわけではなさそうです。それでも、最終的に出てくる音は結構満足しているものだったので、それをさらに上回る音質を提供してくれたZX1はとても良い買い物でした。
次回以降は、その他ハードウェアやソフトウェアなどの使い勝手についても書いてみたいと思います。
あわせて読みたい
このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
コメントを投稿
ログイン
登録
他のサービスIDでログイン
Log in with Facebook Log in with Twitter Log in with Googleログインせずに投稿する場合には名前とメールアドレスを入力してください。
管理者の承認後、コメントが表示されます。