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- 2024年11月
まず先に、今回の題名は先日のブログ「Kとkは似て非なるもの」からの連想で、私の好きなラッパーであるDr.Kのリリック(歌詞)です。実際のリリックは、「人生はチョイスの連続」なのですが、特に”チョイスの連続”が響いたので抜粋しました。というのは、人生として捉えたのではなく、物に置き換えると間違いない!と思ったからです。Dr.Kの「言葉のチョイス」も間違いありません。
それを共感できた事は、前職での経験なくては語れません。”今”に繋がる大切な経験ですので、少しだけ書かせて頂きますが、私は前職でプロダクトデザインの試作品を製作していました。もちろんセールスとして携わっていたのですが、ただ単に仕事を獲ってくる、ではなく受注から納品までに直接携わっていましたので、微力ですが製作側の役割も担っていたのです。
その中で一番刺激を受けた事は、デザイナーのものづくりに対する凄まじい情熱です。色や質感、形や機能など、細部までのこだわりは途轍もありません。世に出ている製品の作り手の想いを聞けることは、滅多にない事だと思います。そういった環境に身を置けた事で、私もこだわりを理解できるようになり、少しではありますが、自分のこだわりを持てるようになったと思っています。
みなさんは物を選ぶ時、どこにこだわりますでしょうか? 機能・形・色・値段など色々あるかと思います。私は、よほど突出したものがない限り、色や形で選びます。やはり視覚から得るものが一番自分を刺激するからです。用途が満たされれば…何でもいい、この理由で物を選ぶ人を聞くと残念でなりません。特に手頃な金額なものではこのケースが多くあるのではないかと…恐らくこのケースで買っているのではないかと思われる物をよく公共機関で見かけます(自分の物ではないから、何でも良いという悲しい理由で選んでいるかもしれません)。
ここからは作る側の話ですが、低価格商品(製造コストがかけられない)といってもデザイン(色・質感・形)は、その時に何をチョイスするかで決まる事がほとんだと思います(特別な技術でコストがかかるものは別の話)。なので同じ安価ものでも、魅力あるものと、そうでないものに分かれるのです(決して上から目線ではありません)。そこにしっかり力を注げば、物を選ぶことに興味がない人を振り向かせる事ができるのではないかと思います(なんとなく良いな〜 くらいでもOK)。
それが自身の目標でもあります。なので私はセールスとしてみなさんの目に留まり、当社製品が選ばれるように日々活動をしています。ちなみに、もし労力だけでベストチョイスができるのであれば、私は必ずそちらを選ぶ派です。
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このブログを書いたスタッフ
セールス
とっぽ
プロダクトデザインの試作品を製作する会社でセールスを経験。ものづくりに対する凄まじい情熱を持つ方々に囲まれ、自身もすっかり虜に。。ものづくりを極めたく、2014年トリニティの一員になる。
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