- 11月
- 2024年12月
りいさです。
たまたま目にした、中学一年生の英語の教科書。驚きました。
“Hi, I’m Sakura.”
“Hi, I’m Becky.”
“Nice to meet you.”
“Nice to meet you, too.”
『NEW HORIZEN English Course 1』東京書籍
冒頭の会話の後に続く内容も、留学生や英語の先生との会話文中心、というか、延々と会話文だけで教科書が構成されています。
電話での応答、道案内、体調を崩したときの保健室での会話など。実際に英語が必要になりそうな場面を想定した至れり尽くせりの作りです。
内容はほとんど忘れてしまったけれど(!)、私が学んだ教科書は、”This is a pen.” から始まっていたこと「だけ」は鮮明に覚えています。文法と英作文、和訳中心でした。
その後も、文法、構文、英文読解と英作文をひたすらやり続け、英語の読み、書きは多少身に付いたけれど、聞く、話す、のは苦手な、典型的な日本人が出来上がりです。
でも、今の教科書なら、中学一年生の教科書の内容をしっかりとマスターすれば、最低限の意思疎通は困らないだろう、と思われるほど、よくできています。
読み書き重視から話す聞く重視へ。長い長い時間をかけて、多くの人たちの血と汗と涙の結晶として出来上がったのだろうな、と感慨深く思えました。
私も仕入先工場とは英語でやり取りしています。普段は文字のやり取りなので、あまり困りません。が、出張時は、聞く/話す必要があり、日本語でやり取りするのに比べると、同じ時間で伝えられること/理解できることは3割(5割…!?)ほど少ない印象です。
トリニティには英語が堪能なメンバーが多く、社員の書いた美しい英語の文章を目にしたり、頼もしい/洗練された英語の交渉を耳にすることも多いです。”This is a pen.” の教科書で学んだはずでも、本人の意識と鍛錬次第で、そこまでできるというお手本が身近にいます。
苦手な意識があるならば、現状に甘んじずに話す/聞くスキルアップを目指そう、と改めて感じました。まずは(今の)中学1年から3年の教科書を見直すところから始めます。
ご一緒にいかがでしょうか?
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lisa
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