大変お待たせしました。SimplismブランドからNuAns NEO用保護フィルムが発売されます。現在、当社オンラインストアでご購入いただいた方には本体と同時出荷のご案内をしておりますので、メールをご確認いただきますようお願いいたします。また、これからNuAns NEOをご予約いただく方は是非ともご一緒に購入をお勧めします。NuAns NEOは強化ガラスを使っており表面硬度は高いものの、やはりいろいろなものに当たると細かい傷が付いてしまう可能性があります。また、反射防止タイプ（アンチグレア）は蛍光灯や太陽光などの販社を防ぎ、かつ指滑りも良くなったり、指紋も目立たなくなるという効果があるので、こちらもお好みによってご検討いただければと思います。

我々が出さないで誰が出すんだというくらい、必須アイテムともいえる保護フィルム、ずいぶんとご案内が遅れてしまったのには訳があります。

NuAns NEOは持ちやすさとシェイプの美しさがひとつの特長です。下から見るとよく分かりますが、前後の平面からサイドの曲面はシームレスに繋がっており、これがTENTのデザインの美しさでもあり、そして握ったときの違和感の払拭、心地よさに繋がっています。これは、ガラス表面の両端を丸く造形することによって実現しており、最近はiPhone 6シリーズでも採用されています。

この造形が、NuAns NEO単体としては非常に素晴らしい仕上がりになっているのですが、保護フィルムを作るという立場から考えると、かなり難しい構造になっていると言えます。基本的に保護フィルムは表面硬度を高めるためにハードコートと呼ばれる硬いレイヤーが一番上に存在しています。これにより、細かい傷が付かないようになっています。しかし、その名前の響きからも想像できるとおり、硬いので曲がらないような特性があります。つまり、ガラスがカーブしている場合、そのカーブに保護フィルムが追従できないのです。

また、NuAns NEOは表面ガラスに指紋が付きにくく、目立ちにくく、付いても拭き取りやすいフッ素コートを施してあります。これにより、指滑りも良くなるなどの利点があります。ただ、これも保護フィルムを作る上では大きな難関となるのです。

当初はもう少し簡単な工夫で作れるということを想定していましたが、結果としては当社開発チームも相当苦労したようです。残念ながら、カーブに完全に追従するということができず、左右方向は少し小さいサイズになってしまっていますが、液晶部分としてはすべてカバーしているようになっています。

なお、最近のSimplismシリーズではおなじみの、フィルム貼付作業が劇的に簡単に、そしてずれることなく貼れるようになる魔法のツールV3が付属していますので、フィルム貼るのが苦手という方も安心して使っていただけます。