- 10月
- 2024年11月
今回一週間ほど中国に滞在していた間、お店やホテル、レストランなどでよく見かけたのがこの「微信(ウェイシン)」のペイメントサービスです。日本でいう、「SUICA使えます」的な感じで、かなりの場所にこのパネルと機械が置いてありました。しかも、置いてあるというだけでなくて、使っている人がたくさんいました。当社の中国スタッフもみんな使っているらしく、とても便利で小銭も要らなくなると、かなり重宝している様子でした。
この微信はWeChatというメッセンジャーアプリで、公式サイトを見るとなんと5億人もの人が使っているようです。世界の比率がどんなものなのか分かりませんが、おそらくは中国人がメインユーザーだと思います。それでも、パパッと検索結果に出てくるページによれば、Facebookが9億人、Instagramが3億人、LINEが2億人弱ですから、相当なユーザー数です。
この機械がすべての店舗に置かれているのですが、これはQCコードを表示してアプリで読み取るのと、逆にアプリ側からQRコードを表示させて読み取るリーダーの2つの機能を備えているようです。店舗側からのQRコードを読み取って何があるのかはよくわかりませんが、アプリのQRコードを読み取らせるだけで支払いが完了します。また、WeChat経由でお金の受け渡しも可能なようです。と、思ったら日本でも展開することになっているんですね。
ただ、日本はFeliCa天国でリーダーも相当普及しているので、そう簡単にひっくり返せないと思います。それでも、中国ではこの結構高そうな端末がかなりの普及率になっているので、運営会社が莫大な資金を投入してインフラを築いたのでしょう。こうなると、利便性からしても一人勝ちになりますね。LINEもこういうところに行きたいんでしょうが、やはり最初に普及したところが総取りする世界ですから、いまから日本市場は難しいのではないかと思います。
また、中国はタクシー事情が悪く、なかなかつかまらないし、乗車拒否はするし、ぼったくろうとするし、中国語しか通じないし、というなかなか厳しい状況だったところが、Uberがかなり普及してきて、我々のような外国人でも簡単に利用できるようになったのは嬉しいところです。ただ、Uberで呼ぶと、すぐに電話してきて「どこにいるの?(中国語)」と聞いてきたりするので、マップでポイントしているんだからそこに来てよ、と思うこともしばしば。結構外国人が利用するんじゃないかと思うのに、中国語しか喋れないドライバーが無理矢理中国語で話しかけてくるというパターンは「まだまだ」だなという感じですが、それでもかなり便利になってきました。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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2016.01.27 16:09 #1349 twitter
#1349への返信
2016.01.27 16:09 #1349 twitter
[ #TriLog ]「中国でも拡がるモバイルペイメント | トリニティ株式会社」ここ最近で一気に拡がりました。 https://trinity.jp/blog/2016/01/post_679.html …
2016.01.28 15:56 #1350 twitter
#1350への返信
2016.01.28 15:56 #1350 twitter
中国でも拡がるモバイルペイメント | トリニティ株式会社 https://trinity.jp/blog/2016/01/post_679.html … タクシーってどこの国でもリスキーな感じでレンタカー派なんだけど、中国だとそれも危ないのかな?
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