- 10月
- 2024年11月
いよいよ梅雨が明け始め、だんだんと暑くなってきました。今年は猛暑日が続くだろうという予報もあり、今から憂鬱にもなってきます。
そんな猛暑の中、海やキャンプ、アウトドアに出かける機会も多いと思います。そんな時に心配なのはiPhoneやスマホ自体の高熱です。
最近のスマホでは熱対策をしっかりと施されているので早々に壊れてしまうことはないと思いますが、あまりに高熱になると強制シャットダウンしたり、リチウムバッテリーの寿命にも影響を与えてしまいます。
そこで、現在のiPhoneやスマホは大体どの程度まで温度が上がるのか計ってみました。
測定機種
iPhone XR、Galaxy S9
温度は背面のもっとも高い位置で表面温度を計測
測定環境
室内、無風、室温26.2℃
テスト内容
連続動画撮影(最大解像度)
Antutu Benchmark(フルテスト)
テスト結果がこちらです。
まず、何もアプリを実行していないアイドリングの状態でGalaxyの方が温度が高くなっています。
連続動画撮影は、古い機種だとものすごく温度が上がるイメージがありましたが、実際にはそれほど上がらず、Galaxyで約8℃上昇、iPhone XRでは5℃しか上昇しませんでした。これくらいの上昇であれば、外でも問題なく使っていけるだろうと思います。
Antutu Benchmarkについて、こちらは3D画像や計算を大量に実行させるもので、非常に負荷の高いテストになります。実行と同時に温度も急激に上がり、Galaxyで15℃上昇、iPhoneでも14℃上昇しました。ただし、グラフをみるとわかる通り、5分経過した後は温度が下がっています。
これは、携帯の温度管理が作動して強制的にパワーダウンさせているのではないか、と考えられます。
まとめ
連続動画撮影は思っていたよりも温度上昇が少なく、どんどん動画を撮っても問題がなさそうです。ベンチマークで全力を出させても、最近のスマホは温度に対する保護が働くため、そんなに心配がない。
ただし、それでも室温26℃で45℃を超えてしまうということは、現在のように40℃近く外気温が上がってしまうときには、スマホのスペックを相当に落として稼働することになりそうです。また、熱に弱いリチウムイオンバッテリーに対するダメージも少しづつとはいえ蓄積させることでしょう。
暑い夏はスマホの温度もちょっと注意してもらえればいいですね、というお話でした。
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このブログを書いたスタッフ
開発
ようへい
開発、生産工程に関わる。家具メーカーのセールス時代に星川と出会い、意気投合してトリニティに転職。製品開発で中国に何度も通ううちに辛い食べ物に覚醒。隙があれば食べ物にハバネロソースをかけてしまうため、周囲から嫌がられている。
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