- 10月
- 2024年11月
当社では、関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)に加入しています。この健康保険組合は業界ではとても評判が良い健康保険組合で、安定した黒字経営であることに加え、保養施設などが充実しているところが社員にとっても大きなメリットがあるようで、トリログ内でもいくつか紹介されています(タグまで設定されていました)。会社側からしても、保険料率が協会けんぽと比べても安いという大きなメリットがあります。
現時点でのデメリットとしては、加入者数が多すぎて施設がなかなか予約が取れなかったり、年に一度の健康診断の予約が半年前でも取れないくらいだということでしょうか。これは改善していってもらいたいところではあります。
さて、実際にこのITSにいつ加入したのか忘れてしまいましたが、加入するときにはいろいろとすったもんだがあったことを思い出しましたのでここに記しておきたいと思います。
今、改めて加入条件のページを見ると、私たちの会社が加入申請して断られるようなことはなさそうだと感じますが、おそらく以前にはこの条件はかなり違ったものでした。記憶が定かではないのですが、当時は「1. (1)パッケージソフトウェアの利用技術・研究開発及び流通 2. (2)ソフトウェアプロダクト及び関連ソフトウェアの研究開発及び流通」くらいだったと思います。そもそも「ITソフトウェア」という名前を冠する健康保険組合ですから、当然といえば当然です。
なぜこんなことを書いているかというと、当社が申し込んだ時には、まさかの拒絶をされたという苦い思い出が残っているからです。
たしかに、その当時はスマートフォンを作ってもいませんでしたし、アプリやウェブサービスなどもなく、iPodやiPhoneのアクセサリーなどを取り扱っていただけだったからです。つまり、「IT」でも「ソフトウェア」でもないよねということで加入資格がないとされたのです。
今の条件でいえば「(3)コンピュータ及び周辺機器の販売(レンタル・リースを含む)保守サービス」はディスプレイ切替機なども取り扱っていたので、該当していたのかなと思います。ですから、この条件はその当時にはなかったはずなのです。また、当時は「被保険者数が20名以上であること。」この条件もなかったはずです(今でこそギリギリ加入できそうですが、当時は10名強でした)。
さて、断わられてからというもの、失意の底に沈みつつも、どうしたらITもしくはソフトウェアと認められるのかをいろいろと考え、さまざまな理由をこじつけ、当社がITソフトウェアに関わる事業をやっているかという資料をまとめて送った記憶があります。パッケージではありませんでしたが、一部のアプリを販売していたことと、今は無きEchoedというサービスをリリースしたのが認められたきっかけだったと思います。
現在当社スタッフがこのITSのメリットを享受できるのも、断わられても諦めずに、弛まぬ努力の結果であることをここに記録と記憶のために記しておきたいと思います。最後に、この記事をお読みのすべての方にこの言葉を贈りたいと思います。ご清聴ありがとうございました。
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最後の言葉は、私が公私においてよく唱える呪文です。自分自身に言い聞かせるときもありますし、仕事上で誰からしらが何かしらの困難にぶち当たった時に使います。この呪文はまさに心理であり、ものづくりにおいても、諦めては製品は仕上がりませんし、ビジネスにおいても成功している人は諦めていない人ですね。みなさんも何かしら高い壁に立ちはだかられた時にはこの呪文を唱えましょう。きっと、何か見つかるはずです。
最後に、今が見頃の当社所在地である新座市の誇る紅葉スポット「平林寺」の紅葉をご覧ください。「心清ければ社会きよし、心にごれば社会もにごる」。もしも平林寺に行かれる際には、トリニータにもお越しください。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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