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2020.11.02
トリニティのマーケチームのメンバーが毎月決まったお題でリレー形式でお届けするリレーブログ。今月は「iPhone 12シリーズのおすすめ製品」。まずは私、ぽーる。
iPhone 12、みなさん他人とかぶらない色選びを楽しんでいることと思いますが、色カブりしたくないのであれば、コレです。
[NUNO] 本革バックケース。トリニティとしても久しぶりの本革仕様。革マニア垂涎、泣く子も黙るイタリアのバダラッシ・カルロ社のプエブロレザー採用ですから。スタッフとして「トリニティ、すごっ」って思うくらい、いいモノです。
誤解を恐れず言えば、この革、男性のためのモノだと思ってましたが、女性にも合う柔らかい色もラインナップされていますし、秋に登場したiPhone 12にこそ着せてみたいです。
皮は鞣されて革になるわけですが、プエブロレザーとは植物性タンニンだけを使って鞣し、じっくりと時間をかけて牛の脚から採った脂を染み込ませるバケッタ製法で作られているものを言います。これ、11世紀くらいまで存在した古典中の古典的製法ですが、あまりに手間がかかるため現代に入ってほぼ消滅しかけていました。
ちなみに、プエブロとはアメリカ南西部からメキシコ北部に残るプエブロ・インディアンの伝統的集落の名前で、この民族的な風合いのイメージにちなんで付けられたようです。
クロム鞣しが主流となって、幻の製法とされていたバケッタ製法を1000年も昔のやり方そのままに現代に蘇らせたのが、このバダラッシ・カルロ社なのです。言ってみればバケッタ製法の本家本元本流。この製法で他にはミネルバ・ボックス、ミネルバ・リスシオという上質な皮革を生んでいる名タンナーです。
バケッタ製法は通常の革よりも時間をかけてゆっくりとオイルを染み込ませていくので、オイルが抜けにくく、色や艶がとても深く出てきます。古典的な製法ゆえ、同じ表情はなく、製品ごとに色の出方などが違う点が個性であり魅力です。
また表面をやすりなどを使って毛羽立たせるような起毛加工がしてあり、新品状態ではざらっとした感触ですが、皮脂や湿気、水分が入り他の革よりも早くエイジングしていくのが最大の特徴。毛羽も使っていくうちに寝ていき肌に馴染んでいくのを日々実感できることでしょう。
本革であればオイルを含ませたりアフターケアは必須になりますが、プエブロレザーはメンテナンスフリーでいけます。むしろ、オイル入れたらハリなどが失われますから、毎日手に触れることが最高のメンテナンスというわけです。
色の濃淡、スレ、キズと使い込んでいくうちに味わいが出てくるのは、人間の道具って実感があっていいですよね。
同じiPhone 12を持っていたとしても、持つ人それぞれの色が滲み出る。機種変更、別れが辛くなるほどにあなた色に染まるスマホケースって、なかなかないのではないかと思います。
さて、人とはカブらないiPhone 12おすすめ商品、おかきは何を紹介するのか? バトンを渡します。
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このブログを書いたスタッフ
マーケティング
ぽーる
雑誌編集者を経て転身。菓子パン、じゃが芋、ベーコン、ソーセージetc.人生を形作ってきたともいえるものを断ってきて、トリニティ入社を機に断酒。コーヒーもやめてみようかと思っていたが、思った以上にトリニティのコーヒーが美味しく、むしろワンモア・コーヒー。
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