- 10月
- 2024年11月
先日、Appleの音楽サブスクリプションサービス「Apple Music」でDolby Atmosを利用した空間オーディオの提供が開始されました。普段、iPhoneやiPadとAirPods MaxやAirPods Proでその恩恵を受けて今までとは違う音楽リスニング体験を楽しんでいました。
しかし、自宅においてはApple TVを経由してAVシステムで音楽を流している分には、この恩恵に預かることができませんでした。元々、オーディオが好きだったり、ホームシアターを構築して映画を楽しむのが趣味のひとつであるということもあり、自宅では5.1chサラウンドシステムを構築していました。
Apple TVから接続して音を出すAVアンプにはSony TA-DA5800ESという、それなりのグレードのものを使用していました。しかし、この製品が発売されたのが2012年頃のため、まだDolby Atmosに対応しておらず、Apple TVからの出力は単にステレオとして再生してしまっていたのです。同時に、Apple TV内でApple TV+やその他の映像コンテンツを視聴する際にも、Dolby Atoms形式が多かったため、その恩恵を受けることができていませんでした(下位互換のDolby Digitalなどでのサラウンド再生はできていました)。
そのため、AVアンプを一新することを決意し、さまざまなAVアンプを吟味した上で、DENON AVC-A110を購入することにしました。オーディオ面だけでなく、映像部分も8Kに対応していたり、かなりの高級機種ではあるものの今後も末長く使っていくことを考えて購入を決断しました。
このAVC-A110を設置しようとしたところ、現在持っているAVラックにハマりきらないという誤算があり、急遽AVラックも新調することになりました。SonyのAVアンプもそれなりに大きかったので、それと同じくらいだろうと高をくくってしまっていたのが敗因です。
AVラックは業界でも老舗のHAMILeXブランドから、ウッドの質感やカラー、奥行きや構造などから選びました。ラックはなかなかこれは、というのがなくて自作しようかと思ったほどです。それでも、到着して組み立ててみると、かなり良い感じになったので満足しています。
AVアンプとラックをどのように処分するか。
さて、前置きが長くなりましたが、結論からいうと高級AVアンプとAVラックが不要となったのです。もちろん、両方とも現役で使っていたものですから、そのまま捨てるという選択肢はありません。
私は車を所有していないので、中古品買い取りの店舗に持ち込むのもできません。引き取りに来てくれるサービスもあるようですが、何か他のことを考えてみたいと思い立ちました。
最初はメルカリやヤフオクも考えたのですが、買ってくれる人がいるとしても発送が大変過ぎてやりたくありませんでした。買う方も、送料の高さに尻込みするかもしれません。
その時に思い出したのが「ジモティー」というサービスです。近くにいる人に買ってもらえるのならば、引き取りに来てくれるのではないかと。サービス自体は以前から知っていましたが、実際に見てみることはなかったので今回は試しに使ってみようと思いました。
https://youtu.be/b7OKk1eU_mE
ちょうど、本当にこのCMのようなことが起きているということですので、私のようなユーザーがジモティーのターゲットなのだと思います。
会員登録など、それなりに面倒なプロセスを経て、出品してみたのがこちらです。どれくらいの内容を書くといいのかがわからなかったので、とりあえず軽く書いて、あんまり反応がないようだったらもう少し詳しく書いてみようと思っていました。
しかし、5分以内に5人からメッセージが来ていました。結局、いくつかのやりとりを経てその中の1人と商談が成立して販売することになりました。私は知らなかったのですが、相手はクレジットカードで決済できるようでしたので、あとは受け渡しだけです。
正直、ここまですぐに買い手が現れるとは思っていなかったので驚きです。埼玉県新座市に引き取りに来られるかなり限られた地域の中で、この投稿を見て5分以内に希望者が5人も出てくるのですから、かなりすごいアクティブユーザーだと思います。
今後、また何かあればジモティーを使ってみたいと思います。ただ、どうしても広告収入というビジネスモデル上、広告だらけなのであんまり見やすい内容ではありません。また、店舗なども出店しているため、中古品の販売なども多くあるので、見たいものを探すのはちょっとやりにくそうです。
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この話の発端である、Apple TVからAVアンプ経由でDolby Atomosを利用した空間オーディオ体験については、実際にシステム構築したので実現しました。この話はまた別途記事を書きたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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