- 10月
- 2024年11月
過去のブログでソフトやサービスを支えるサブスクリプションに対して、課金をして開発をサポートしていこうという記事を書きました。趣旨としては、従来あった1回だけの課金のみでは、アップデートやセキュリティ対策などの開発費やクラウドサービスのコストを賄うことができないからということでした。
これはこれからもその通りに進めたいと思っています。ただ、逆に使ってないサービスは断捨離する必要もあると考えています。その代表格がMicrosoft Excel(エクセル)でした。当初は実際に使っていたものの、ここ最近はGoogle Workspaceをベースに、クラウドでデータを利用したり作業することをメインにしているため、Excelを利用することはありませんでした。
私自身は新しいMacを買う際には、基本的に新規セットアップをするので、そのときにアプリの吟味をして、使ってないアプリはインストールすらしないようにしています。その中で、Excelはかなり前からインストールしなくなっていました。
macOSを利用していると、ローカルやメールに添付されたExcelファイルを開いてみる必要があるときには、標準でインストールされているNumbersで事足ります。編集したり、分析に使う、複数人で利用していくなど、本気で使うときにはGoogle WorkspaceのGoogleスプレッドシート(Gシート)を利用すればいいだけです。Excelファイルを読み込んで変換することもできますし、その逆にExcelファイルで書き出すこともできます。
特にExcelはローカルでファイルを置いてしまう傾向にあるため、個人個人でファイル管理、バージョン管理をしてしまうため、重複していたり、似たようなファイルが増えてしまって混乱をきたすなど問題しかありません。社内でもExcelは基本使わない、ローカルにファイルを置かない、というのは口が酸っぱくなるほど伝えてきていました。
実際のところ、Excelはオンライン版もあり、使ったことはありませんがおそらくほとんど同じ機能をオンラインで実行でき、かつGシートのように複数人数で同時に使っていけるのだと思います。ただ、それはもう Gシートで実現しているので、2つを使う必要はありません。
というわけで、社内でアンケートを取り、どうしてもExcelが必要な人はその理由や頻度を確認して、上記のように NumbersやGシートで代替できる人は契約を終了することにしました。結果として、ほとんどの契約数を終了することができましたし、Excelが無くなったことで無意識にExcelを使ってしまっていた人もGシートに移行することができたので、結果良かったと思っています。
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というわけで、Excelがあれば使ってしまうけれども、ちゃんと代替手段もありつつ、使わなくても良い運用に変えるだけで何の問題もないということがはっきりしました。
アンケートのときにはExcelがないと困るというような意見もありましたが、実際にどういう時に必要で、どれくらいの頻度なのか確認してみると、そのほとんどはExcelではないと思い込んでいるだけ、または使用しなければいけないシチュエーションがあっても頻度としては稀なので、その時だけ残したExcelで作業すればいいということがわかりました。
世の中では表計算はExcelというイメージがあるかもしれませんが、Excelがなくても何の問題もないというワークフローもあるのです。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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