- 9月
- 2024年10月
健康経営に関する取り組みの一環として、11月18日(金)に第13回衛生講話を実施しました。第13回目のテーマは「肩こり・腰痛予防について」です。
日本人の労働者に一番多い身体の問題は「腰痛」と「肩こり」なのだそうです。私自身も肩こりと腰痛どちらにも長年悩まされています。たかが肩こり、腰痛と侮るなかれ。これらの痛みにより、実は労働損失が発生しているのです。
プレゼンディズムとは、出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題が作用して、パフォーマンスが上がらない状態で、作業効率低下や集中力低下、ケアレスミスを引き起こします。
- 「痛み」による損失時間 5.2時間/週
- 「肩こり」による労働損失 45万円/年
- 「腰痛」「肩こり」が原因の労働損失 120万円/円
- 「ドライアイ」による労働損失 48万円/年
金額にするとこんなに損失になってしまうのですね。
VDN作業という言葉を聞いたことありますか?
Visual Display Terminals = 情報端末機器
液晶などの画面表示機器と、キーボードやマウス・タッチ画面などの入力機器による情報端末を使用する作業のことです。現代は、労働者の半数近くの人が1日4時間以上VDT作業をしていると言われているそうです。
このVDT作業により、首・肩・腰・背中・腕など、全身に色々な症状が発生し、こうした症状が重なると疲労が慢性化し、仕事の能率低下に繋がってしまいます。とくにパソコンでの作業は、長時間同じ姿勢での作業を続けがちなので要注意です。
慢性的な痛みにより、労働者の40%がプレゼンディズムを有すると言われているそうです。
身体の不調が心の不調につながる可能性があるので、思い当たる症状がある人は、必ず専門医に診てもらい処置の緩和をすることが大切です。
実は腰痛は生活習慣病とも言われ、寝不足、ストレス、肥満、タバコなど、生活習慣の乱れが腰痛の原因にもなると指摘されています。姿勢が悪いと腰への負担が増加するので、予防策として正しい姿勢が重要です。
- 定期的に立ち上がる(少し歩く)。
- 座る時間を減らす。
- 座っている時に猫背にならない。
- 定期的に腰を反らしてリセットする。
立っているときと比べ、座るだけで1.4倍、猫背になると2倍も腰への負担が増えるとは驚きです。
肩こりも、凝ったなぁ〜と感じたときに、なんとなく肩や首をぱぱっと動かすのではなく、筋肉が動いていることを意識し、息を吐きながらゆっくりストレッチをすることにより、より効果が出るそうです。
トリニティでも、腰痛対策としてバランスボールのようなコクヨの椅子 ing や、昇降デスクを導入して、取り組んでいます。
ついつい作業をしていると集中して同じ姿勢で固まっていた、なんてことがよくあります。30分〜1時間作業をしたら立ち上がって動く、30秒くらいの軽いストレッチも、筋肉を意識して丁寧に。作業効率が低下してしまわないよう、肩こり、腰痛防止につとめたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
ヴァイスプレジデント
ふみか
あまり表に出てくることはありませんが、あれやこれや裏でトリニティを取り締まり中。にゃんこと枝豆をこよなく愛し、モフモフに囲まれた穏やかな生活を夢見ています。。
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