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生活習慣を見直そう 〜第17回 衛生講話 検診結果の活用と再検査・精密検査の重要性〜

2023.04.04

健康経営に関する取り組みの一環として、3月17日(金)に第17回衛生講話を実施しました。今回のテーマは「健診結果の活用と再検査・精密検査の重要性」です。

トリニティでは全社員向けに健康診断の実施をしており、毎年健診を受けているのですが、これまでは届いた健診結果の数値をさらっとしか見ていなかったかもしれません。健診結果からみる生活習慣病について、どう対応したら良いかを教えてもらいました。

生活習慣病とは

「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症・進行に関与する疾患群」のことで、不規則な生活により様々な疾患につながってしまいます。ほとんど自覚症状がないのですが、放っておくと突然死の引き金にもなります。

高血圧とは

血圧とは血管の壁にかかる圧力のことで、血管がたくさんある脳、腎臓、目の網膜などは高血圧の影響を受けやすく、脳梗塞、腎不全、眼底出血、心不全などを引き起こします。

高血圧の予防と対策

食事

塩分を過剰摂取すると、血液の浸透圧を一定に保つために血液中の水分が増え、体内を循環する血液量が増えます。このため、 末梢血管の壁にかかる抵抗が高くなり、血圧を上げてしまうと考えられています。

塩分制限のポイント

  1. 新鮮な食材を使い、食材の持ち味で薄味に。
  2. 香辛料、香味野菜、果物の酸味を利用する。
  3. 低塩調味料を使う。
  4. 味付けを確かめて、むやみに調味料を使わない。
  5. 具沢山の味噌汁にすることで減塩できる。
  6. 外食や加工食品を控える。
  7. 塩分の多い漬物は控える。
  8. 麺類の汁は残す。

運動

運動療法によって血管内皮機能が改善し、降圧効果が得られるとされています。

運動のポイント

  1. ウォーキング・軽いジョギング・水中運動・自転車などの有酸素運動。
  2. 定期的な30分以上の運動を目標に。10分以上の運動であれば合計して1日30分以上としてOK。
  3. 高強度の運動は血圧上昇のリスクがあるため、「ややきつい」と感じる中等度の運動強度にする。掃除・洗車・子供と遊ぶ・自転車で買い物に行くなどの生活活動のなかで身体活動量を増やすことからはじめてもよい。

 

脂質異常とは

脂質とは血液中の脂肪分濃度のことで、悪玉(LDL)コレステロール、善玉(HDL)コレステロール、中性脂肪に分けられます。

狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの発作を突然引き起こしたり、生活の質が低下したり、ときには命も左右されかねないので、特に悪玉コレステロールに注意が必要です。

脂質異常の予防と対策

食事

血液中のコレステロールは「肝臓で作られるもの」と「小腸で食事から吸収されるもの」があります。脂質の高い食べ物を食べ過ぎると小腸からの吸収が増え、血液中のコレステロールの値が上昇してしまいます。

脂質を控えるポイント

  1. 和脂肪酸を多く含む動物性脂肪(バターやラードなど)は摂り過ぎに注意し、悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸が多く含まれる植物性油脂(オリーブ油やキャノーラ油)を上手に使う。
  2. 食物繊維の力でコレステロールを排出する。
  3. 青魚と大豆でコレステロールを減らす。

運動

運動療法によって血中の中性脂肪を減少し、善玉コレステロールを増やし、血中脂質を改善するといわれています。

糖尿病とは

血糖値とは血液中の糖分濃度のことで、血糖値を下げる唯一のホルモンがインスリンです。インスリンの量が少なかったり、分泌されても上手に働くことができなくなると、高血糖が続きます。

糖尿病の怖さは、合併症! 初期にはほとんど自覚症状がないのですが、数年〜10年程度で様々な合併症を引き起こし、全身に悪影響を及ぼします。早めの受診と治療が大切です。

糖尿病の予防と対策

食事

  1. 糖質の高い食べ物を食べ過ぎると血糖値が上昇します。食事として体内に入ってくるブドウ糖の量を制限する事で、弱っている膵臓の負担を軽くし、膵臓を回復させます。
  2. 適正エネルギーを守る。
  3. 栄養素のバランスの取れた食事。
  4. 1日3食を規則正しい時間に食べる。
  5. 1食あたりの脂質の適量を把握し、良質の油を摂取する。
  6. 食物繊維は1日20gを目安に摂取する。
  7. 間食は控える。

運動

運動療法によって筋肉への血流が増えると、ブドウ糖が細胞の中に取り込まれ、 インスリンの効果が高まり血糖値が下がります。

運動のポイント

有酸素運動と筋力トレーニング運動の2種類の運動の併用はそれぞれの運動単独よりも効果的に糖尿病を改善させるとされています。

 

適正体重とは

BMI値は身長に見合った体重かどうかを判定する数値で、統計上もっとも病気になりにくいのは、BMIが約22のときの体重と言われています。

太りすぎは、がん・循環器疾患・糖尿病などの生活習慣病のリスクに繋がります。痩せすぎは、若い女性では骨量減少・低出生体重児出産のリスク、高齢者では虚弱のリスクに繋がります。体重は健康と栄養状態の目安として重要な数値です。自分の適正体重を把握し維持することが大切です。

適正体重を維持するには

食生活の見直し

単品では栄養バランスが偏りがちになるので、主食・主菜・副菜を組み合わせて適切な量の食事をバランスよく取ることが大切です。

食事によって摂取したエネルギーが、日常生活の中で使われるエネルギーを上回ると、余ったエネルギーが内臓脂肪として蓄積されます。エネルギーが余ってしまう原因は、食べ過ぎや運動不足などのほかに、加齢、筋肉量の減少による基礎代謝量の低下が挙げられます。つまり、基礎代謝の高かった若いころと同じような食生活を続けていては、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、太ってしまうのです。

オイルを知って正しく使おうとありましたが、スポーツチームの食事を作っている友人から、フランスのラグビーナショナルチームの食事を作った際に指定されたオイルが良かったと教えてくれたものがあります。

コルザオイル(焼きなたねオイル)

炒った菜種のオイルなのですが、とても香ばしく、ごま油よりもあっさりしていて、オススメです。

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ついつい忙しいと不規則になりがちですが、今の生活習慣が10年後の自分の健康に繋がると思うと、規則正しい生活、バランスの取れた食生活に改めたいと実感しました。

 


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このブログを書いたスタッフ

ヴァイスプレジデント

ふみか

あまり表に出てくることはありませんが、あれやこれや裏でトリニティを取り締まり中。にゃんこと枝豆をこよなく愛し、モフモフに囲まれた穏やかな生活を夢見ています。。

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