Appleを愛するココロ ー その1

2006.06.26

数年前までは「多少Apple製品が好きな」ただのにぃちゃんだったのが、何の因果かそれを商売にして生活をするようになりました。以前に某所でも書いたことがあるのですが、Appleとの出会い、そして人生をかけていくところ(大げさ)までを少しずつ書いてみようと思います(不定期なのであらかじめご了承ください)。

初めてApple製品に触れたのは今は昔、10年程前のことになります。当時は「音楽を生業として」生きていくことを夢見ていた青年はカセット4トラックレコーダーの次のステップを探していました。4トラックカセットレコーダーとは、作曲する上で、各パートを別々に録音していき最終的に1つの音楽として作っていく機器です。詳しくはWikiのマルチトラックレコーダーのページを参照してください。

さて、4トラックカセットレコーダーに限界を感じつつ、リズムマシンとの手動同期にも飽きてきて、次の何かを探さないとということで情報収集をしていたところ、友人から「やっぱり音楽やるならマックでしょう」との啓示を受けるわけです。この「やっぱり」というのがくせ者ですね。あたかもそれ以外は考えられないというか、それ以外を選択するのは道から外れるというか、それを選ぶことに安心感を感じさせるような、そんな魅力的なお言葉をちょうだいして「なるほど〜」とマックへと触手を伸ばすことになるのでした。ただ、この段階では「マック」が「Macintosh」であることは知りませんでしたし、もちろんAppleの製品であることなどは知る由もありませんでした。(そういう意味では「なるほど〜」なんて知ったかぶりですね)

コンピューターといえばPC88のフロッピーディスクから起動する一太郎とロータス123を少しいじって喜んでいたくらいの状況で、ただ、格好良いというイメージはありました。

そして2週間後、現金を握りしめて秋葉原のソフマップへ向かいLC575を手に入れたのです。現在はAppleに買収されてApple製品として開発・販売されているドイツのemagic社のシーケンサーLogicを一緒に購入しました。決め手は、楽譜から簡単にMIDIシーケンス(ようするに曲)を作れるということでした。演奏能力が低かったため、楽譜でバック演奏を作っていけるというのはとても魅力的だった訳です。

これが、Appleとの出会いでした。今から考えればLogicという選択も、後のAppleとの関わりを考えると運命的なものを感じます。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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