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2014.12.10
iMac 5Kが届いてからおおよそ1ヶ月、これだけの大きな画面が綺麗に表示されるRetinaディスプレイの驚きも段々と慣れてきました。そこで今一番嫌なのが、非RetinaディスプレイであるMacBook Air 11″と、自宅で使っているApple Thunderbolt Displayです。
MacBook Air 11″の方は軽さや薄さの恩恵を受けるので、モバイルという用途で少しは諦めが付きます。使う時間もそんなに多くはありません。しかし、Thunderbolt Displayの方は自宅ではずっと使っているので、これを使うとどうしても非Retinaディスプレイの「醜さ」を感じてしまいます。これまでは、まったくそんなことを思わなかったのに。これまでは美しいデザインと、Thunderboltケーブル1本で繋げられるので嬉しく思っていたはずなのに。
そして、iMac 5Kの方を使っていても嫌なことがあります。それはRetinaディスプレイに対応していないアプリだったり、たまに出てくるダイアログです。上記のダイアログはMicrosoft Office for Mac 2011の印刷ダイアログです。アプリ自体は最新バージョンにアップデートするとRetina対応になっているので、メニューなどはRetinaディスプレイの力を発揮しているとはいえないまでも、ギザギザの状態ではありません。しかし、このダイアログはギザギザすぎて悲しくなるほどです。
一時期、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルが出た時にも似たような体験をしましたが、iMac 5Kの場合には画面自体も大きいので、ギザギザ感が如実に表れるのです。そもそも、2011という年号が付いている製品を2014年に使っているということが間違いなのかもしれませんが、これはMicrosoftに頑張ってもらわないといけないので私個人ではいかんともしがたいのです。
本当は、この古いOfficeというアプリたちを使わないで仕事をしてみようと思って、プレビューだけならMac OS Xの中でもできますし、Google Driveでスプレッドシートに変換してしまえば使えるし、共同作業ができるから便利と抗ったことがあるのですが、結局、関数やファイルリンク、印刷の時のレイアウトのずれなどの問題でOfficeのインストールを余儀なくされてしまったのです。
こんなことをするくらい、Retinaディスプレイの美しさに慣れてしまうと元には戻れなくなっているのです。これはBlu-rayの映像美を見てしまったら、DVDに戻れないのと同じかもしれません。
ちなみに当然ですが、スクリーンショットを撮るにも解像度が高いので、ファイル容量も大きくなりますし、こんな画像をブログに貼り付けようものならクリックしたら画面一杯はみ出るくらいになって、クローズボタンが押せずに大迷惑をかけることになります。画像クリックで戻ってくれるタイプのイメージ表示であれば良いのですが、そうでもないものが多いので。ちなみに当ブログは画像クリックだけで元に戻りますのでご安心を。
というわけで、自宅にもiMac 5Kを買ってやろうかと思うくらい、Retinaディスプレイに慣れてしまいました。文明とは怖いものですね。
P.S.
スクリーンショットは情報量が多すぎて、横800ピクセルくらいに縮小して掲載するとほとんど内容が見えませんね。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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