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- 2024年11月
今回、アメリカに来るのに楽しみだったことがひとつあります。それが、ソフトバンクが提供している「アメリカ放題」を体験することです。アメリカ放題とは画像にもある通り「ド直球」なネーミングでもあるのですが、ソフトバンクのiPhone 6/6 Plusユーザーで「スマ放題」というプランに加入しているユーザーであれば、アメリカに行った場合の通話料、データ通信料が無料になるというサービスです。なお、期間が指定されていないのでわかりませんが、現在は期間限定で無料となり、どこかで980円になる模様です。この980円がどういう単位なのかもこのページを見る限りには謎です。
通常、海外でデータ通信をしたい場合、いわゆるWi-Fiルーターをレンタルしていくか、ソフトバンクなどのキャリアが提供している「海外パケットし放題」などのサービスを利用する必要があります。ただ、当然ではありますが、前者は毎日1000円程度、後者は2,980円かかりますので、滞在期間が長ければかなりの出費になります。また、Wi-Fiルーターのほとんどは電池が持たなかったりしてとても使いづらく、後者は高すぎるので普通は現地でSIMカードを手に入れるなどして運用する人も多いです。
しかし、これらはライトユーザーにとってはかなり面倒なことです。それを解消してくれるのが、この「アメリカ放題」なのです。そして12月24日からはLTE通信にも対応するようになったというアナウンスがあり、期待が高まりました。データ通信のサービスで期待が高まるというのも変な話ではありますが(笑)
写真はもうラスベガスに着いていますが、実際にはサンフランシスコに到着したときに、いきなりプッシュ通知が入ってきて驚いたくらい、特に設定をすることもなく通信が始まります。これは私が機内モードにするのを忘れていたので(ゴメンナサイ)、サンフランシスコに到着してSprintのネットワークに接続したことから自動的に通信を始めたようなのです。
サンフランシスコ空港でラスベガスへの乗り換えを待つ間はずっとSprint 3Gの表示があったものの、ラスベガスに到着したらSprint 4Gの表記に変わったのでLTE接続もちゃんとできているようです。ただ、実際の体感スピードは日本のSoftBank 4Gと比べるとかなり遅いです。とはいえ、なんの設定もせず、無料でこのサービスが提供されるのは素晴らしいです。今後、980円が1日単位になるのか、月額の話なのかわかりませんが、前者でもWi-Fiルーターを使うよりもお得で、後者ならば絶対に使うべきサービスですね。
なお、特筆すべき事は「アメリカ放題」のページをよく見ていただくと単にデータ通信するだけでなく、アメリカ国内の通話はもとより、日本との通話についても無料になっています。これこそがソフトバンクとSprintがひとつになったシナジー効果がユーザーに還元されたものといえます。iPhoneが日本で発売されたときからずっとソフトバンクユーザーを貫いて、ソフトバンクへの恩返しとしていましたが、ここらへんがKDDIにもNTTドコモにもできないダイナミックなサービスであるといえます。素晴らしいですね。
と、ソフトバンクにあらためて忠誠を誓ったところで少しだけ苦言。アメリカ放題適用のSMSなどがバンバン入ってくるのですが、結構内容の誤字というか意味が分からないところがあります。日本を代表するキャリアですし、こういうところはもう少しちゃんとチェックして間違いのないようにしていただきたいです。
というわけで、今回の滞在はデータ通信も通話も無料で済みそうです。あとは、展示会会期中の恐ろしいトラフィックの中で使えるかどうか、というところは明後日以降に検証してみたいと思います。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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