- 10月
- 2024年11月
最近、当社のスタッフがトリログをかなり頻繁に更新してくれるようになって嬉しい限りですが、弊害として、私が書こうと思っていたネタを書かれてしまうということがあり、この話題などはずっと毎年私が書いてきたことでもありますし、ここらへんもいつもならば私が取り上げてきた話題です。と、文句のように書いているのは照れ隠しで、これからもどんどん奪っていってもらえればと思います。
というわけで、今回は私だけの話題である「Maison & Objet」の話をしたいと思います。
「Maison & Objet(メゾンエオブジェ)」とはフランスはパリで開かれている展示会で、その名前からもわかるように家に関わる製品の展示会です。インテリアやデザイン雑貨などさまざまな種類の製品が出展していますが、なんといってもデザイン性に優れている製品ばかりが出展されています。
私たちはずっと、今は亡き「Macworld Expo」や先日の「International CES」、同様の展示会で「IFA」などいわゆる家電系の展示会に出展をしてきました。しかしながら、iPhoneやスマートフォンが一般的になり、そのアクセサリーも服を選ぶかのように機能性だけでなくデザインや素材感などでも選ぶようになってくると、電気系の展示会ではなく、ライフスタイルを提案する展示会に出展した方が良いのではないかと感じていました。
そんな中、「NuAns」シリーズを開発してきて、そろそろ準備が整ってきたところでこれからどんなマーケットにアピールしていくのか、どんなところで展示・販売してもらうのかと考えてみると、家電ではないところ、つまりインテリアやライフスタイルのお店なのではないかとの結論に至ったのです。
そのためのひとつの候補がこの「Maison & Objet(メゾンエオブジェ)」だったわけです。
「Maison & Objet」は私たちが普段出展したり、見に行っているような展示会とはまったく雰囲気が異なる展示会で、製品も素敵ながら展示の方法もいちいちおしゃれです。パリという場所もあってか、出展者だけでなく来場者もみんなおしゃれな感じの人ばかりで、失礼ながらIT・家電系とはまったく層が異なります。改めて、私たちの目指すところはこういうマーケットなんだなと感じました。
初めて来た展示会でしたが、ここの入口の最初のブースはなんと日本のチームラボでした。インタラクティブで美しい映像は チームラボの十八番で、多くの人が実際に手を出して楽しんでいました。世界のチームラボだな、という実感と共に、自分たちも世界で勝負したいという思いが強くなりました。
さらには、「Maison & Objet」における「Designer of the Year」を日本のデザイナー佐藤 オオキ氏の率いる「nendo」が受賞していたのもとても大きなニュースです。世界中にデザイナーは多くいますが、こういうところで選出されるというのは素晴らしいことです。
他にも日本の会社がいろいろな場所に展示をしていて、それぞれの技術やデザインを活かして世界で勝負しようと頑張っていました。私たちも、もっと頑張っていかなければいけないと決意を新たにしました。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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