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2017.07.18
前回、第一弾としてGoProアダプターコンバーチブルケースをモデリングし、3Dプリントまでしました。そこで出てきた新たな課題として、以下の内容がありました。
■モデル調整
1) 各種サイズ微調整
2) 背面たわみ部分の補強
3) 横置きにも対応
4) カラー着色
上記をそれぞれの課題に分けて調整します。
1) 各種サイズ微調整
若干の余裕を見ていたつもりでしたが、それでも3Dプリントをかけるとコンマ数mm、厚くなったりしてしまい、アタッチメントとの接合部分がきつくなっていました。薄くしすぎても保持力が弱まるので、もう少しだけ余裕を見て肉厚を調整しました。
2) 背面たわみ部分の補強
歪みを抑える方向に補強の筋交いを入れようと思います。全体的に厚みを増してしまうと、材料自体の反りなどが大きく出てしまう恐れもあり、ピンポイントで補強を入れました。
3) 横置きにも対応
ちょっとしたアイディアを思いつきまして、アタッチメントとの接合部を、カバーの上下に向きを変えて配置しました。このことで、カバーの向きを変えるだけで、NEOの向きを横にしたり縦にしたり、設置スペースに合わせて選ぶことができるようになりました。
4) カラー着色
こちらは単純に、DMMでの3Dプリント時に着色オプションを使うだけです。現状、NuAns NEO [Reloaded]を使っているときは目立ちませんが、NuAns NEO [Reloaded]を取り外した時にも目立たない色にしようと思います。
上記調整した第二弾のモデリングが完成しました。もう一度、DMM.MAKEに発注をしました。
ワクワクしながら完成を待ちたいと思います。
★
[本当に使えるNuAns NEO [Reloaded] オリジナルカバー バックナンバー]
・Vol.1 本当に使えるオリジナルケースの作り方 その1
・Vol.2 【本当に使えるNuAns NEO [Reloaded]オリジナルカバー】3Dデータ作成〜3Dプリント編
・Vol.3【本当に使えるNuAns NEO [Reloaded]オリジナルカバー】装着試験編
・Vol.4【本当に使えるNuAns NEO [Reloaded]オリジナルカバー】モデリング調整編
・Vol.5【本当に使えるNuAns NEO [Reloaded]オリジナルカバー】実装編
・Vol.6【本当に使えるNuAns NEO [Reloaded]オリジナルカバー】データ公開編
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このブログを書いたスタッフ
開発
ようへい
開発、生産工程に関わる。家具メーカーのセールス時代に星川と出会い、意気投合してトリニティに転職。製品開発で中国に何度も通ううちに辛い食べ物に覚醒。隙があれば食べ物にハバネロソースをかけてしまうため、周囲から嫌がられている。
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