- 10月
- 2024年11月
みなさん、こんにちは。
ヘンリーです。
「天」と「地」
この単語にピンときあなた!
さては印刷業界の方ですね(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)
印刷業界では基本の「き」となるこの単語。最近、社員旅行のしおりを作成しながら、以前は日常的に使っていた印刷用語がちょっと懐かしくなりました。そこで今回は、印刷用語についてお話ししたいと思います。
本を例にご説明しますと、上の部分を「天」、下の部分を「地」と呼びます。さらに、本を開いたときの外側を「小口」(こぐち)、中側のことを「ノド」、タイトルが印刷されている部分を「背」と呼びます。
「背」は製本方式によって見た目が変わってきますので、そちらも少しご紹介します。
こちらの「中綴じ」は、背になる部分を針金で綴じる製本方式です。耐久性を求められない週刊誌などに多く使われており、ノドいっぱいまで開くことができます。
一方、マンガなどに使われるこちらの「無線綴じ」は、糸や針金を使わず、本の背を糊で固めた製本方式です。丈夫な作りで、長期保存に向いています。
上記以外にもさまざまな製本方式があり、用途によって使い分けられています。普段あまり気にすることのない部分ですが、なぜその方式なのか理由がわかると中々面白いものです。
さて、今年のしおりはどんな仕上がりになるでしょうか? 完成したらお披露目したいと思いますので乞うご期待。
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このブログを書いたスタッフ
開発
へんりー
印刷会社にて、DTPオペレーターや進行管理を経験。その後、カタチになるモノ作りに憧れてトリニティへ入社。アナログな世界から急にデジタルな世界にやってきたため、慣れない業務に日々奮闘中。甥っ子とワンコLOVEで、彼らのことになると財布の紐が緩みがち。
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