iPad Proと過ごすことに決めて、サブディスプレイとしても活用

2019.03.22

iPad Proを試験的に運用してみた結果、現在はかなりの頻度でiPad Proと共に暮らしています。以前にも記事を書いたとおり、まだiPad ProがMacBook ProやAirの代りになることがないので、場合によってはiPhoneとNuAns NEO [Reloaded]、MacBook ProかAir、そしてiPad Proという、置き換わりではなくて追加という状況になってしまっています。

なぜiPad ProがMacBook ProやAirの代りにならないのかを改めておさらいしておきます。

  1. タイピング問題:Apple純正のキーボードフォリオを使用していますが、タイピングがしにくいことと、バグの影響で文字が正しく入力できなかったり、日本語入力システムATOKが使えなかったりする問題があり、短期間であれば我慢して使えるものの、長期間では非常に作業効率が落ちてしまうことがあります。
  2. macOSとiOSの差:まだまだ思ったことがiOSではできないことが多くあります。一部のウェブサイトもmacOSのブラウザーからしかできないこともあります。
  3. キーボードショートカット:iPad Proもいくつかのキーボードショートカットを用意しているのですが、macOSで作ったキーボードショートカットだったり、文字入力中のショートカットも使うことができないので、効率良く仕事を進めることができません。
  4. 作業領域:マルチウインドウが、iPad Proにも用意されているとはいえ、かなり限られた範囲でかつ少し特殊な操作が必要なので、基本的にはアプリを切り替えての操作になるところも作業効率を落とす理由となります。

と、書いていくと悪いところばかりなのではないかと思われるかもしれませんが、普段持ち運ぶようになったのには大きく下記の理由があります。

  1. コンパクトかつ軽量:実際問題としては、Apple純正キーボードフォリオも同時に持ち運んでいるので、MacBook Airと比べるとあまり変わらなかったりしますが、MacBook Proと比べればかなりコンパクトで軽量になります。
  2. 雑誌関係を電子書籍に集約:1.にも関係してきますが、読んでいる雑誌や漫画、KindleなどをすべてiPad Proに集約したので、紙としての媒体を持ち運ぶことがなくなりました。
  3. 長時間バッテリー持続:iPad Proを私の用途で普通に使っている分には、まったくバッテリー残量の心配をする必要がありませんし、追加バッテリーや電源なども持ち運ぼうという気は起きません。余裕のあるバッテリーは場合によってはスマートフォンを充電する事もできるので、結果としてモバイルバッテリーを別途持ち運ぶことが減りました。
  4. 簡単なメモや校正:実のところ、結構Apple Pencilを使った仕事があると思っていたものの、活躍したなと思い返せるのは数回程度でした。思っているよりも、校正しないのかもしれません(笑) メモはもう少し意識的に使っていくと良いのかもしれません。

・サブディスプレイ化を試す

長々と前置きを書いてしまいましたが、そろそろ本題です。

常時持ち運ぶことを決断してから、もう少し用途を増やそうと思い、せっかくなのでディスプレイを活用しようと考えました。いろいろと見てみたところ、「Duet」というアプリを使用すると使えるようになるということで、早速試してみました。

アプリは半額セールということで1,200円になっていて、Mac側にインストールするのは無料でダウンロードできます。接続はMacBook ProのUSB Type-C端子接続するだけ。USB Type-Cといってもいろいろケーブルがあるので、どれが最適なのか分かりませんでしたが、とりあえずはiPad Pro付属のUSB Type-Cケーブルで接続したところ、特に問題なく使用する事ができました(メーカーの解説などはみんなLightning)。

MacBook Proのディスプレイ脇にホールドできるアダプターも販売しているようですが、取り急ぎはApple純正SmartフォリオでiPad Proを立たせて横に置いてみました。MacBook ProはBluelounge Kickflipを使っているので傾斜が付いてディスプレイの位置が少し上がっています。そのため、iPad Proが少し低い位置になってしまっているので、ちょっと見にくい位置関係になってしまっています。

まだしっかりと使い込んだわけではないですが、画面の裏に隠れてしまうようなチャット系アプリをサブディスプレイ化したiPad Proに表示させておくのが一番しっくりと来る使い方かなと思いました。この方法であれば、チャット系の通知が来たときに、アプリを切り替えるのではなく、横目で見るだけで内容を認識できるのでわざわざアプリを切り替えて見るほどのものではないことで集中力を削がれることがありません。

当面、普段使っているものだけで実現できるiPad Proサブディスプレイ化を試していこうと思います。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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