- 10月
- 2024年11月
中国との仕事でも基本的には英語を使用していますが、最近使い始めたWeChatでは中国語を使用しています。理由は日本語/英語と中国語とではレスポンスの早さが全然違うからです。英語で質問しても半日返って来ない回答が、中国語で質問すると1分で返ってきたりします(笑)。
ということで、中国語でWeChatしていると、よくネイティブの中国人に『中国語完璧ですね!』『中国語話せるんですか?』と言われます。でも私、中国語はまったく喋れません!知ってる単語はニーハオとシェイシェイくらいだし、なんなら喋りだとそれすら通じない自信があります。それなのになぜ中国語で仕事ができるのかというと……
90%は、Chromeのアドオンである「どこでも翻訳 Translate Anywhere」のおかげです。
こちらのアプリはいたってシンプルです。アドオンをインストールすると、右上にaというマークが表示されます。このaマークをクリックし、上の枠に翻訳したい文章を打ち込みます。そして、翻訳言語を選択して翻訳ボタンを押すだけで、下の枠に翻訳された文章が出ます。
別のアプリやタブを立ち上げる必要がなく、動きが軽いのも非常に使いやすいです。正直なところ100%正しいとは言えないので「伝えたい内容を簡単な日本語で書く」などの工夫は必要ですが、業務ではまったく差し支えないレベルです(英語、日本語、中国語以外は検証していません)。
それだけじゃなく、『ページを翻訳機能』というのもすごいんです。これはWebページをまるっと翻訳してくれます。文字だけ翻訳するのではなく、図解や写真とともに翻訳された文章が同じ配置で見られるというのは想像以上に快適です!
例えるならば、モノクロテレビがカラーテレビに変わった時くらい画期的なのではないでしょうか(当時を知りませんけど…)。さらに『ダイレクト翻訳機能』を使えばどんどん読み進めてリンクを踏んでいっても、永遠に翻訳し続けてくれます。もはや外国のページを読んでいることを忘れてしまうほどです。
残りの10%はトリニティの中国チームのメンバーが助けてくれているからです。ちゃんと伝わっているか常に見てくれていますし、伝わっていなければ補足してくれたりします。また、ネイティブの中国人が使っている言葉を真似するのも大事です! 相手が使っていた文章を辞書登録しておいて繰り返し使っています。
よろしくお願いします→拜托了や麻烦你了
ありがとう→謝謝你(你がこなれ感を演出してくれます)
OK→好的
など…
仕事は母国語でやれとよく言われていて、相手の母国語で仕事をするデメリットがあることも知っているつもりです。でも翻訳機の機能の向上やWeChat/Skypeなどのコミュニケーションツールの普及で、そんな時代はもう終わったのかなとも感じています。
これからは新しい言語を習得することよりも、相手の文化を学んで国民性を理解した上で対応したり、機械をうまく使って多言語を操り、意思疎通がとれるようになることの方が重要になってくるかもしれないですね。
ではみなさま再見!
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このブログを書いたスタッフ
オペレーション
たーにゃ
都心へ働きに出ることに疲れ、自宅から徒歩10分のトリニティに入社を決意。優しい家族とハイテク家電に助けられながら、ギリギリ2人の育児中。年に1度の海外旅行を生きがいに日々精進しております。心はロシアの金髪美女"ターニャ"ですが、寒がりでロシアには住めないので"たーにゃ"でお願いします。
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