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テレワークにおけるコミュニケーションとチームワーク醸成はまだ難しい。

2022.01.09

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の猛威が世界中を襲ってから約2年。感染症対策の基本としては、接触しないことなので、通勤や会社での接触を避けるためにテレワーク(リモートワーク)が一気に実施されました。

当社においても、緊急事態宣言下では特別な形でのテレワーク制度を実施しました。しかし、緊急事態宣言が明けてからは、基本的には出勤しての業務を行なうようにしています。

過去にも折に触れ、テレワークに関する記事を書いてきました。当社は創業時にはオフィスがなく、テレワークしかないスタートだったため、すべてペーパーレス、クラウド化というのはずっとやってきたことなので、どこにいようと仕事ができるかできないかだけでいえばできると思っています。

Photo by John Schnobrich

なお、現在最大の課題はカスタマーサポート担当の外部からの入電です。自宅でも対応できるようにはなっていますが、返送されてくる商品自体の確認をしなければいけないという根本的な問題に加え、ネットワーク環境の問題や同居家族などの問題もあるので、簡単には解決できなさそうです。現在はカスタマーサポート担当が全員、オフィス近くに住んでいるため誰とも接触せずに出社できるということもあり、出社しての業務となっています。

これまで感じてきたリモートワークの課題については上記の記事にほとんど書いてあります。今後、テクノロジーが進化して、テレワークにおいてもコミュニケーションを同等に取れるようになったら変わっていくかなと思いますが、なかなかその兆しはありません。

私たちのような実際にモノが存在するビジネスモデルの場合には、特に難しいリモートワークですが、サービスを営むIT企業などは比較的テレワークが成り立ちやすいのではないかと思っていました。

社長挨拶 | サイボウズ株式会社」より

その中でも、サイボウズという会社は、青野社長のカリスマ性もありつつ、経営方針としても「チームワークあふれる社会を創る」ということですし、そもそもリモートワークを実現できるようなグループウェアを作っている会社です。

サイボウズはさすがにうまくいっているのだろうなと思っていたところ、見つけたのが上記の記事です。「サイボウズ社員だけど、テレワークがつらいんです」という刺激的なタイトルのトークイベントの記事を読んでみると、サイボウズ社員であってもテレワークを辛いと思った人の割合というのが78.3%にも登っていたのです。

在宅勤務はもう限界……テレワークつらい勢の悲痛な叫び リモート9割のサイボウズで、社員が「つらみ」を感じるポイント – ログミーBiz」より

かなり共感できる部分として「淡々と仕事をこなすのみで、社員なのに業務委託のような感覚」というのがあります。業務だけを仕事と捉えると、それほどコミュニケーションが必要なく淡々と目の前の仕事をこなすだけなのでリモートワークに向いているといえますが、それだけをやるのであれば業務委託と変わらないということにもなりかねません。これでは、「チームワークあふれる社会を創る」ということにはならなさそうだなと感じました。

サイボウズのすごいところは、この記事はサイボウズのイベントでのトークイベントでサイボウズが提供(スポンサー)でできているということです。こういう弱い部分もさらけ出しつつ、そこから学んでいこうというスタンスは素晴らしいと思います。私たちも見習っていかなければなりません。

何度も繰り返して持論を語ってしまうことになりますが、現在のテクノロジーではリモートワークでチームワークを醸成することはできないと思っています。このサイボウズの記事の中でもたくさんの事例が出ていますが、どれもその通りだなと思いました。近くに人がいなくて、すぐに声をかけることができない、グループウェア、テキストだけのコミュニケーションでは人間には足りないのだと思います。

もっともっと小さく気軽に装着できて、バッテリー持続時間も長く、体全体をメタバースに映し出せるようにならないといけないと思います。 Photo by My name is Yanick

ただ、いつも書いている通り、今できないからといって、未来永劫できないというわけではありません。VRやメタバースのようなことがもっと身近に実現していけば、これらの問題は解消してくる可能性はあります。そんな未来になったら、面白いなと今からワクワクしています。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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