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- 2024年11月
みなさん、こんにちは! Kasumiです!
最近、気温が下がってきて、一気に秋を感じる空気になってきましたね。今回は中国の中秋節について、みなさんにご紹介させていただきたいと思います。
2022年の中秋節は9月10日ですが、実は、日付が毎年変わることをご存じでしょうか。中国は新暦と旧暦両方とも使っていますが、日本は新暦しか使っていません。毎年旧暦の8月15日は中国の中秋節です。このころは秋の中旬なので、中秋と呼ばれます。中秋節は中国の四大伝統祝日の一つです。団円節とも呼ばれています。
中秋節に関する物語もいろいろありますが、例えば、「后羿が太陽を射落 嫦娥が月に奔る」 や「ウサギの薬作り」などです。
中秋節は春節に次いで中国で第二番目の伝統的な祝日です。毎年、中秋節になると、人々は各地から家に帰り、家族と一緒に食卓を囲んで楽しみます。親戚や友達に挨拶し、共にこの日を祝います。
中秋節の伝統的な活動は月見、月祭り、月餅を食べることなどがありますが、地方によって中秋節を祝う風俗習慣が違います。例えば、香港では、中秋節の日に『舞火龍』(ファイヤードラゴンダンス)などのイベントを行ないます。
そして、中国の少数民族もそれぞれ違う中秋節を祝う活動を行なっています。近年、中国人はますます休暇を利用して旅行するようになっていますので、連休時期には中国の観光名所の混雑が予想されています。
中秋節といえば、欠かせないものは月餅です。中秋節が近づくと、様々な種類の月餅がお店や市場で最も目立つ場所に陳列されています。月餅は丸い形の薄い皮に餡を入れ、それを押しつけ、焼き上げたものです。甘くて、柔らかくて、中国中秋節の伝統的なお菓子です。
最初は月の神を祭る供え物でしたが、その後、中秋に月見をすることと月餅を食べることは、「一家団欒の象徴」とされ、月餅はだんだん贈答品になってきました。
日本では、中秋節は「十五夜」と呼ばれますね。中国の中秋節は平安時代から日本に伝わり、一年で最も月が美しいとされる旧暦8月15日に、丸い月を見ながら、豊作や家族円満を願います。
日本で月見に欠かせないものは月餅ではなく月見団子ですね。ウサギの形で作られていて、かわいいです! そういえば、餅や団子などよくお祭りには登場しますね。
あと、豊作を祈るために、ススキも飾っていますね。
日本には十五夜だけではなく、十三夜と十日夜もあります。十三夜は、旧暦の9月13日から14日の夜を指します。十日夜は旧暦10月10日の夜を指します。十五夜に合わせて「三月見」と呼ばれています。これは中国と違いますが、今年はぜひ三月見を見てみたいと思います。
中国から伝わった十五夜ですが、日本の伝統文化として大切に受け継がれています。中国と日本はさすがに一衣帯水の隣国ですね。昔からずっと文化交流が盛んで、類似点が多ければ、相違点も多いですね。
みなさん、今年の十五夜のお月見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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このブログを書いたスタッフ
開発
かすみ
中国遼寧省出身。故郷の冬は北海道と同じくらいだけど、寒さに弱い。子供時代から日本アニメ好きで、2018年大学卒業して日本へ。3年間サービス業界で接客対応を経験後、新しい仕事にチャレンジしたいと思い、2022年1月トリニティの開発チームとして入社。元気な猫ちゃんを1匹飼っています。楽観派で、毎日楽しんでいます。今は早く役に立てるように一生懸命勉強中。
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