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2017.05.08
NuAnsというブランド名について、ロゴだけだとなかなか読みにくいのかもしれません。本来の英単語でいえば「Nuance」となり日本語でもそのまま使われる「ニュアンス」です。
ニュアンス(nuance)
(表現感情色彩などの)微妙な意味合いや色合い。また,そのわずかな差異。「言葉の―」「話の―から本音を察する」「話の―が違う」
佇まいだったり、存在感だったり、手触りだったり、デジタルライフというデジタルの0か1かの世界の中で、その中で生活するにはそこに割り切れないものがある。明確に説明しづらいけれども、手を伸ばしたくなる製品。どこか馴染みやすい素材、愛着の湧くような造形など、「ニュアンス」が一言で表現するとスッと入ってくるようなものづくりをしたいと思っていたわけです。
ブランドの成り立ちやブランド名については、NuAnsのウェブサイトの中でも「Making of NuAns Vol.1|about|[NuAns]」の中でも表現をしています。
ブランドコンセプトについてTENTが考えていたのは、機能性や便利さを追求するだけではなく、生活に寄り添うような親しみやすさや心地よさも備えた製品を作りたいということ。
「だから、それに合ったブランド名を考えていったんです。色んな案を出しました。」
その中で、「ニュアンス(nuance)」という言葉が浮上、生活に必要な味わいを感じられる言葉としてスムーズに決まったという。
「既に、共通認識がしっかりしていたんですね」と治田は当時を思い出して微笑む。しかし、一般的な英語のため、ブランド名としてはそのままでは使いにくい。そこでニュアンスという言葉の響きにNew Answer、つまり新しい回答というメッセージを重ね合わせ、少し変則的な文字の並びの「NuAns」と決まった。「そのせいで、少し読みにくい感じにはなったかもしれませんが、よくある言葉で、でも文字の並びは新鮮というのは悪くないと思います」と治田は控えめに、だがしっかりと語る。こうして、NuAnsというブランド名が誕生した。
ブランド名、ブランドロゴについてはTENTが提案してくれた中からいろいろなディスカッションがありつつ、ニュアンスという言葉が出た時に、すぐに心の中では決まった印象がありました。そして、そこにNew Answersという新しい回答という意味も込めて、仕上がりました。TENTと僕の中でしっくりくるものができあがりました。ロゴについては、少し登録商標も意識して、文字だけのシンプルな表現はそのままに、見ただけでロゴを識別できるようなデザインをTENTが作り上げてくれました。
意味的にも、追加で込めた思いも、デザインも、すべてが我々のラインナップを表現するのに最適なものになったのです。
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[All About NuAnsバックナンバー]
・Vol.1 はじめの一歩
・Vol.2 はじまりのはじまり
・Vol.3 TENTとの出会い
・Vol.4 クリエイティブユニットTENT
・Vol.5 TENTとトリニティ、そしてNuAns
・Vol.6 NuAnsというブランド名に込められた想い
・Vol.7 基本のコンセプトは「ニュアンスのある生活」を提供すること
・Vol.8 これまでにないニュアンスを提供するために【素材編】
・Vol.9 新しい回答は、ケーブルとの戦い。
・Vol.10 NuAnsの最初の製品「MAGDOT」は一番シンプルなケーブルホルダー
・Vol.11 デバイスたちの居場所を定義する、「MAGMAT」と「MAGFIT」
・Vol.12 ケーブルを再発明。すべてを再設計したケーブル「BANDWIRE」
・Vol.13 最高の使い勝手と心地よい手触り、インテリアとも馴染むモバイルバッテリー「TAGPLATE」
・Vol.14 これまでにはなかった、まったく新しいスタイルのモバイルバッテリー「ROLLDOCK」
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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