私のNuAns NEO [Reloaded]も含めて、スマートフォンにはすべての情報が集まっています。ビジネスもパーソナルも、銀行のデータから写真などあらゆるファイルがスマートフォンには詰まっています。現代社会においては、一番重要なアイテムだとも言えます。だからこそ、情報には気を使いたいと考えるのは自然な流れです。

この記事のように、情報が集まった端末から、知らない間に情報が漏れていたというのは一番嫌な事ではないかと思います。たとえば、Googleのサービスを便利に使うにはある程度の情報を提供していかないといけません。ただ、それはオプトインといって事前に承諾をした上で、その情報を元により便利な情報を提供してくれるなどのギブアンドテイクが成立しています。
NuAns NEO [Reloaded]においても、ソフトウェアの不具合や要望に対応するためにFOTA（Firmware On The Air）という仕組みを導入しています。これにより、1台1台お預かりしてソフトウェアを入れ替えることなく、インターネットを通じて全ユーザーに新しいソフトウェアを提供できるようになっています。私たち自身でも、考えられるあらゆるテストを行なって出荷していますが、100人いれば100通りの使い方があり、想像もしていなかったような使い方、さまざまな環境、私たちが想定していなかった問題などが発生することがあり、またさまざまな使い方がある中でソフトウェアで改善していくこともできるのは、スマートフォンが進化していく所以だと思います。

さて、私たちはNuAns NEO [Reloaded]を通じてユーザーの個人を特定できる情報は一切取得していないということを宣言しておきたいと思います。ただし、前述のような改良されたソフトウェアを全ユーザーに配布するためにFOTAの仕組みを利用する際に、必要最低限の情報は取得しています。それは、アクティブ情報、OSバージョン、シリアル番号の情報だけです。これらは使われているユーザーの個人を特定する情報はなく、もちろん個人情報を取得することも一切ありません。

今回の記事における「テキストメッセージ・連絡リスト・通話履歴・デバイス固有の識別コード・アクティビティ」では、「テキストメッセージ、連絡リスト、通話履歴」が実際には必要ない情報なのではないかと思います。

今後も、当社としては不必要な個人情報を取得することなく、ソフトウェアの改良に励んでいきたいと思います。