- 11月
- 2024年12月
※特に写真に意味はありません。内容そのものに合いそうな写真がなかったので、カメラロールからお気に入りの写真を抜き出しただけです。
本日、衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官国民審査が行なわれました。みなさんは行かれましたでしょうか。あいにくの雨だったという事もあり投票率はあまり伸びず、ここ最近最低は上回るものの、投票率は相変わらず低い状態が続いているようです。私自身も近くの投票所に行きましたが、寒かったし雨だったのもあって、ほんの少し「億劫」だという気持ちは否めませんでした。
その解消方法として、オンラインでの投票ができたら良いんじゃないかということが言われますが、これはなかなかハードルが高いといえます。
以下にオンラインを経由した投票についての懸念点を思いつくだけ書いてみます。
・本人確認
まずはここが大きなハードルのひとつです。どのようにそのオンライン経由での投票が本人だと確認するのかというのが大きなポイントです。マイナンバーカードを利用して、カメラか何かで読み込み、その後に顔認証あたりが実装できると本人であることは確認できるかもしれませんが、膨大なコストがかかりそうなのと、ある一定のスペックのスマートフォンを持っていないと成り立たないので情報格差が如実に表れてしまいます。
・周囲からの強制
一番気になっているのは、本人確認よりもこちらです。本人確認はある意味、テクノロジーで解決できるかなと思っています。しかし、周囲からの強制をどのように防ぐかもしっかりと考えなければいけません。つまり、特定の集団が個人に対して投票を強制し、かつそれを監視することができるからです。現在の方式だと、投票所に行って実際に誰に投票したのかどうかは周囲には分からないので、たとえある特定の集団に属していたとしても、それに関わらずに個人として選択して投票することができます。
しかしながら、たとえばオンラインでできるようになると、どこかに集まって全員で監視の下に特定の候補に投票することが求められる可能性があります。これは前記の本人確認ができたとしても残ってしまう問題です。
・ハッキングなどの不正防止
こちらは、懸念点としてあるだけで実際に必ず不正行為が行なわれるということではないので、しっかりと対策すれば良いのかなと思いますが、日本の政府や行政が正しい方法で正しい仕組みを作れるかどうかは少し懸念があります。
では、どうしたら良いのか。ここは何かしらのイノベーションを起こすべきだと思います。ただ、私にはまだそれが提案できるアイディアはありません。そうすると、取り急ぎとしてできることは、より投票しやすくすることかなと思います。たとえば、現在の大きな疑問としては投票所を特定の場所に指定する理由がないかなと思います。また、もう少しアクセスの良い場所にするのも必要かと思います。コストが見合うのであれば、コンビニなどで投票できるようになると良いのかもしれません。コンビニとしてはついで買いなどを誘発できるので、集客策としてコストを吸収してくれるかもしれません。
などなど、雨の投票所に行くときに思いついたことを書いてみました。国民の半分以上が投票していない状況で、国の行く末を決めていってしまうことは健全ではないことは明らかですので、何かしら改善していけると良いですね。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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