- 9月
- 2024年10月
先週にバルセロナへ向けて出発した記事からちょうど一週間。世の中のニュースなどでもMWC 2018が話題となっていましたが、我々はそういう大賑わいの場所からは離れた端っこの方でひっそりとブースを構えていました。
いろいろと大手のモノを見終わった後、ほんの少し散歩していたら、もしくは端に位置しているレストランに行こうとしたら偶然に見つけた、くらいのところに我々はNuAnsブランド、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]やNuAns NEO [Reloaded]、そしてその他周辺機器なども展示をしていました。ブースの場所というのは展示会においてとても重要なのですが、昨年に引き続き、今年もかなり閑散な場所に配置されてしまいました。それでも、偶然にも見つけてくれた方々には、製品に驚いていただいたり、そのデザインや機能性、クォリティも大好評でした。
周りのブースはテクノロジー感満載のブースデザインだったのに対して、我々のブースだけが落ちついたトーンで、シンプルに展示をしていたので目を引いたというところがあるかもしれません。さらに、まずは照明に目を留め、その後に美しいカラーや素材のTWOTONE/FLIPに目を惹かれるというような流れでした。それでも、どうしても「iPhoneのカバーではないのか」と言われてしまいます。
今回、Windows 10 MobileとAndroid機の両方を展示・販売していたのは当社ブースだけだったのではないかと思います(当社観測、というより私の思い込み)。Windows 10 Mobileについては、今後どうなっていくんだという質問を多くもらいました。世の中的にはまだまだ不明なところがあるのだなと思いましたが、実際には他のブースではまったく見かけませんでした。Appleはこういう展示会には出展しないし、たしかFirefoxOSも終わってしまったので、スマートフォンのほぼすべてがAndroid機という状態になっています。
その数え切れないほどのスマートフォンを周りで見てきた人たちからしても、NuAns NEO [Windows 10 Mobile]やNuAns NEO [Reloaded]はまったく見たことのないデザインで、素材やコンセプトが素晴らしいという評価を毎回いただきました。ただ、難しいところはだからといって、売れるかどうかという話でいうとそれは別だということになります。
日本ならではのおサイフケータイ機能はまったく売りになりませんし、そもそも各国ごとの電波状況に合わせていかなければいけなかったりするので、そうするとある程度の台数のコミットメントが必要となるため、なかなか展開するということは難しいというのが正直なところです。
今回は周辺機器もいくつか展示をして、こちらは展開の可能性について交渉をするところがいくつか出てきたので、これからはNuAnsブランドの世界展開を頑張っていきたいと思います。
さて、今回改めて感じたのはMWCという展示会で、スマートフォン自体の展開が見込めない場合には、今後は出展する意味がないということです。実のところ、今回のブースも昨年のMWC会場で翌年の予約をしなければならず、ブース費用も振り込み済という事もあって、最終の出展というつもりでした。したがって、来年のブース予約は行ないませんでした。今後は、テクノロジーが前面に出た展示会ではなく、ライフスタイルを提案できるような展示会にシフトしていこうと考えています。
MWCのために初めて訪れたバルセロナ、今後はプライベートで訪れたいと思っています。それくらい、街並み、海、人、食べ物などが素敵なところです。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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