100億円ポイント還元! 大盤振る舞いの「PayPay」のキャンペーンに乗ってみた

2018.12.04

先日の発表で話題になった「PayPay」みなさんご存じでしょうか。簡単に言えば、QRコードを使う決済システムで、これまでさまざまな会社が提供してきたサービスを後発のソフトバンク社とヤフー社連合が最近参入してきたものです。当然、後発なのでなにかしら大きな起爆剤が必要ということで、なんとPayPayを使って決済するだけで、20%ポイント還元してくれるというキャンペーンを発表しました。

キャンペーン内容も非常に大きなものでありながら、TV CMなども展開しているようでかなりの大きな投資をしているといえます。キャッシュレス決済システムは、ユーザーベースと対応店舗が覇権を握るための大きな鍵になりますので、ここを一気に潰していこうという戦略です。

お客さんを呼べるということは店舗も増えるということですし、逆に店舗が増えれば利便性が高まってユーザーも増えるということになります。100億円キャンペーンはユーザーを誘導するキャンペーンではあるものの、店舗側からするとキャンペーン原資は普通にPayPay側から入金されてくるわけですから、懐は痛まないのでどんどんやってくれとなります。しかも、今は店舗の決済手数料負担も0円というキャンペーンをやっていますので、導入しない理由もほとんどありません(オペレーションが少し煩雑になるかもしれません)。

さて、その100億円キャンペーンですが、ルールをざっくりと書くと、下記の通りとなります。

  1. PayPayによる支払い金額に対して20%分のポイント還元をする
  2. ポイント還元は月額50,000円が上限(つまり25万円購入分まで)
  3. 【開催期間】2018年12月4日9:00~2019年3月31日23:59
  4. ただし、上記期間であってもポイント還元の総額が100億円に達したら終了

100億円ということで考えると、1人あたり50,000円/月でキャッシュバックを受けたとすれば単純計算で20万人が限度額まで利用したら終了となります。ただ、さすがにすべての人が25万円の買い物をするとは思えないので、半分と考えても40万人です。もしかすると、もっと少額でちょこちょこと買い物をする人もいるでしょうから、おおよそいつ100億円に達するのかはなかなか予想しづらいものの、終わってしまえば意味がないということで、さっそくキャンペーン開始の本日使ってみるためにビックカメラ池袋本店を訪れました。

なぜビックカメラかというと、多くのポイント還元を受けるためには高額な商品を購入する必要がありますが、飲食やコンビニの消費ではそこまでの金額にいくことがないためです。また、元々購入予定の商品があったため、この12/4を待って購入することにしていたのです。

ビックカメラの開店時間である午前10時少し前、なんとお店の前には並んでいる人たちがいました。普段、オープン時に行くことがないので、いつも並んでいるのか、今回PayPayのために並んでいるのかは不明ですが、とにかく並んではいました。

ビックカメラはPayPayのキャンペーン告知の際にPayPayが使用できるようになることがアナウンスされていたものの、実際に12/4から使えるということは明確ではありませんでした。それが2日前になって判明したということで、お店側もオペレーション運用がギリギリだったことが予想されます。しかし、12/4時点でPayPayを使用可能な家電量販店はビックカメラのみ(私の知る限り)ということで考えると、一人勝ちになっていると考えられます。

さて、今回お目当ての商品はこちらです。すでに4K放送が始まっているので遅きに失したともいえるのですが、まだテレビも4Kではなかったので購入したところで(PayPayキャンペーンが発表される前に購入済)、ちょうどこのBlu-rayレコーダーが発売となったのでした。前述のように、もう少し前に買おうと思っていたところ、キャンペーンを知って今日を待ちわびていたのです。

余談になりますが、この製品は結構在庫が枯渇しているようで、今のところ「あれば売れる」という状態のようなので、特にお店側は値引きをする必要はなかったのではないかと思うのに、少しだけとはいえ安くしてくれましたので結果としては単品で考えても価格.com最安値で購入することができました。お店の方が価格.comの画面を見ながら勝手に下げてくれるというのは、時代なのでしょうか。

そして、支払う段になってビックカメラポイントカードのアプリをNuAns NEO [Reloaded]で開いてみると、どこかのタイミングでアップデートされてリニューアルされていたのか、再度ログインを求められてちょっと焦ったものの、その後にこんな画面が出てきて驚きでした。

実際、PayPayを使うデメリットのひとつにポイント還元が2%下がるというのがあります。そもそもクレジットカードだと同様に下がるので、特に驚きではないですが、今回はこの3%アップクーポンが使えるということで、結果10%ポイントから2%ポイントダウンの後3%ポイントアップということで、結果としては11%ポイントが付くというおまけ付きでした。

私の顔にそのように書いてあったのか分かりませんが、店舗側もPayPay目当てだと分かっていたのかそこらへんの説明は淀みなくしていただきまして、かなり事前にブリーフィングされていたのではないかと思いました。支払いについても、レジカウンターにあるラミネートされたPayPay関連の用紙に印刷してあるバーコードをPayPayアプリで読み取り、そこでレジ機械に表示されている金額を入力して、お店の方に確認してもらった後に支払いボタンを押すだけということで簡単です。

結果、あっけなくPayPayの20%ポイント還元(29,792円分)、ビックカメラのポイント11%還元が実施されました。前述のように単に製品を購入していたとしても最安値だったことから考えると、さらに31%もお得になってしまったということになります。実際のところは、PayPayはクレジットカードを登録しているため、そちらのカード決済の方でもポイントが付くはずなので、それも加えるとかなりのポイント還元率となります。

ただ、気をつけなければいけないのは、ポイントが付与されるのは翌月10日であること(なのでそれをすぐに使えません)、現金として返ってくるわけではないので貯まったポイントはどこかで消費しないと意味がないこと、ポイントを使って購入した場合にはポイントが付かないこと、などがありますので、ここらへんは十分に理解した上でキャンペーンに乗るかどうかは判断してください。もちろん、私は一切責任を負いません。

というわけで、100億円キャンペーンがいつ終わってしまうのか分かりませんが、これから取扱店舗も広がってくれば早めに終了ということもあり得るので、気になっている方は早めに決断した方が良いかもしれません。

 

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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