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充実した週末の話 〜葛飾北斎展に行ってきました〜

2019.04.05

投稿者 : ひらり

先日、父が手紙に興味深いものを同封してくれました。それは、作詞家のなかにし礼さんが書かれた、葛飾北斎展に関するエッセイ記事の切り抜きです(「夢よりもなお狂おしく 第69回 新・北斎典 画狂老人卍の超絶生涯」/サンデー毎日 3月3日号より)。

父曰く、「なかにし玲さんは作詞家として有名な方ですが、読む力も書く力も優れたマルチの才能をお持ちで、御年81歳になられる現在も、みずみずしい感性、感動する心を持っておられることに驚きます。これは、真に本物をじかに見、触れることで生まれるのだと思うのです」とのこと。

父の談のとおり、ぐいぐいと引き込まれ、続きを目で追わせる記事に心奪われた私は、葛飾北斎その人への興味が抑えられなくなり…週末だったことも幸いし、翌日には【新・北斎展 HOKUSAI UPDATED】に足を運んだのでした。

うっすらと自分が映っているのが恥ずかしい、森ビル出入り口のポスター

お恥ずかしながら、私の葛飾北斎に関する知識は、彼の代表作数点と名前程度のお粗末なものでした。しかし、実際に彼の作品を目の当たりにし、その仰天エピソードを多数知る機会を得たことで、世界的に有名な理由が身に染みてわかったように思います。

この度の北斎展は、肉筆も版画も数多く展示されており、大変なボリュームでした。緻密な書き込みもあれば、ダイナミックな筆致もあり、かと思えば、「北斎漫画」に多く見られるような、ユニークな絵もありました。

描かれる対象も、風景や人物にとどまらず、動物や無機物、空想上の生き物まで、ありとあらゆるものが描き出されており、いずれも見応え抜群でした。どの作品も素晴らしかったのですが、やはりかの有名な『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を肉眼で見れたことは、今後の大いなる糧となりそうです。

館内で唯一撮影OKだった、「しん板くミあけ」の組み立て模型。江戸時代にぺーパークラフトがあったとは…!

せっかくですので、北斎ビギナーの私が初めて知った豆知識の中で、特に好きなエピソードを三つご紹介します。

  • 「生涯の引っ越し回数93回!」
    →執筆に没頭するあまり、掃除等をせず汚くなると引っ越していたそうです。
  • 「ペンネーム(画号)を変えた回数24回!」
    →有名になったら弟子にペンネームを譲ったりしていたそうです。特に晩年のペンネーム「画狂老人卍」は、とてもユニークですね。
  • 「90歳の時に残した言葉がすごい!」
    →「あと10年いやあと5年、命永らえることを天が私に許されたなら、真正の画工になってみせるのだが」とのこと。飽くなき向上心を持っておられるからこそ、歴史に名を刻み、世界中から愛される作品を産み出されたのでしょうね。

ということで、大変有意義な週末を過ごせて、とても嬉しかったです。また、この機会は父の手紙がなければ得られなかったので…父やこの出会いに感謝し、今後もアンテナを高く張って、チャンスを活かしていきたいと思います!

…その週以降、「週末のどちらかは外出する!」という目標をクリアできていないことは、ここだけの秘密です…。

このブログを書いたスタッフ

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ひらり

長崎に生まれ育ち、自分を活かせる場を探して上京。携帯電話会社などで顧客対応その他を経験後、トリニティと出会う。漫画や映画が好き。常時脳の2割を妄想に割いているためか、心はわりといつも穏やか。真面目さを売りにしているが、ただの心配性という噂もある。脱インドアを目指し、土日のどちらかは外出することを心がけている。

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