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2021.02.13
全然スポーツなどはやらないのに、かなり小さい頃にほんの少し習った格闘技を見るのが好きです。特にボクシングとキックボクシングはその中でも大好きで、たまに試合を見に行くほどです。
コロナ禍の中でボクシングもキックボクシングも試合数は減り、人数制限などもあり興行としてもなかなか成り立たなくなってきている昨今、「LEGEND」というチャリティイベントが開催されるというニュースがあり、新旧のレジェンドがスパーリングを行なうというものでした。なんと現役チャンピオンかつ世界でもトップ中のトップである井上尚弥選手や、まさにレジェンドの名にふさわしい元チャンピオンらが勢揃いしたイベントになりました。
日程的には直接見に行くことができなかったので、初めてAbemaTVでのPPV(ペイパービュー:見たいプログラムだけ購入して見る仕組み)を申し込んでみました。
購入の流れをスクリーンショットと共に書きましたが、LEGENDの告知から番組を購入する流れをそのまま踏んでいるだけです。
これ、普通に考えておかしい購入方法だと思います。なぜ、このLEGENDのプログラムの金額そのもので購入することができないのか。結果として少しだけ余った分がもったいないので他のプログラムを購入するように仕向けているのかもしれません。ただ、こういうやり方は絶対にユーザーに支持されません。現実に私はもうこれでよっぽどなことがない限り、AbemaTVに何かしらお金を支払うことをしたくないと思うようになりました。
かつて、携帯電話の契約にオプションのいろいろなサービスをセット販売するのを強要してきたときのような印象の悪さです。
もちろん、興行自体や選手には何の関係もないことなので、プログラム自体はとても楽しく見ました。スパーリングとはいえ、ついこの間までK-1というキックボクシング界のチャンピオンだった選手が元ボクシング世界チャンピオンと良い勝負をしたり、通常は交わることのないプロとアマの戦いだったりと、すべての試合がとても面白いものでした。なんといっても最後の無敗の世界トップチャンピオン井上尚弥選手と、かつて15回連続KOを重ねた比嘉大吾選手のメインイベントは大興奮でした。
★
せっかく、面白いプログラムをいろいろ組んでいるAbemaTVなのに、なんだか分かりづらいシステムで囲い込もうというのはあまりいただけないなと思いました。もちろん、ビジネスも大事ですが、ユーザー体験を損なってしまうとなかなか取り戻せないので注意が必要だと思います。自戒を込めて。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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