- 10月
- 2024年11月
2022.01.23
古今東西、落とし物や忘れ物というのは、誰しもが一度はヒヤッとしたり、焦って探して見つかったり見つからなかったり、さまざまなストーリーが生まれています。ひょんなことから、落とし物をして始まる楽しいストーリーもあるかもしれませんが、基本的には自分の持ち物は失くしたくないものです。
この落とし物や忘れ物をテクノロジーで解決しようというのがいわゆる「トラッカー」です。元々は、元祖トラッカーである「MAMORIO」使っていました。これはとても小さかったり、貼り付けができたりと便利でしたが、その後にAppleからAirTagが登場したので、思いつくすべての持ち物などにAirTagを仕込みました。
世界ではTileというブランドのトラッカーがシェアを握っているということは知っていたものの、正直なところデザインなどがあんまり気に入らなくて、使っていませんでした。しかし、今回ものすごい技術革新を遂げて、ぜひとも使ってみたいという製品がリリースされました。
発表や製品の内容は上記のニュース記事や公式サイトを参照していただければと思いますが、ポイントとしてはその名の通り、クレジットカードサイズだということです。縦横の長さだけクレジットカードと同じサイズだということで、クレジットカードタイプとなっている製品もあって混乱しましたが、本製品は厚みも含めてクレジットカードそのままのサイズです。したがって、財布のカードポケットに無理矢理ではなく普通に収納することができます。
https://youtu.be/CM4ik9KGb5g
トラッカーがクレジットカードサイズになっただけだと、それはそれで使い道はあるものの、本製品はそのままクレジットカードして使えるということなので、スペースを無駄に使ってしまうこともありません。
これまで誰も実現できてなかったことを実現し、ユーザーにとっての利便性を高めるというのは素晴らしいイノベーションだと感じました。とても苦労されたようなことを発表会でも話されていましたが、苦労していなければ誰でもできるわけで、新しいものを生み出すときには苦労はつきものです。
本製品がすごいのは充電可能なことだと思います。サイズからしてボタン電池を採用するなどの選択肢はないので、ものすごく薄いバッテリーを積んで、しかも充電できるようにしたというのが開発者の苦労と引き換えにしたこだわりだと思います。一定期間だけしか使えなくて、その後は普通のカードになりますというのもあり得る話だったと思いますが、それは納得できる形ではなかったのだと思います。
というわけで、今までになかったイノベーションをぜひとも体験してみたいと思って、1,500枚限定という募集に応募してみました。どれくらいの応募があったのかはわかりませんが、なんと先日当選のお知らせがきました。
何時ごろ発送されてくるのかはわかりませんが、登録手続きもして審査も終わったようなので、まもなく送られてくることでしょう。今後はこの機能を標準搭載したクレジットカードがどんどん出てくることを期待します。なぜならば、私であればクレジットカードは同じVISAですが、ANAとの提携カードを使用していて、ほとんどの支払いはこのカードに集約することでポイントやマイルへの変換をリーズナブルにしているからです。
今回のクレジットカードは同じ三井住友VISAカードということで、管理は一括できたり、ポイントも合算できるようなので良かったですが、やはり自分の使いたいカードブランドや提携カードにしたいので、裾野がさらに広がっていくといいですね。
★
ずっとこうだったら良いのに、と思っていたことが実現されると嬉しくなりますね。特に今回は、私では手が出せない領域ですので、TileというかSB C&Sの方々の力とVISAの強力でイノベーションが起きたのを体験できるということでワクワクしています。
あわせて読みたい
このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
コメントを投稿
ログイン
登録
他のサービスIDでログイン
Log in with Facebook Log in with Twitter Log in with Googleログインせずに投稿する場合には名前とメールアドレスを入力してください。
管理者の承認後、コメントが表示されます。