- 10月
- 2024年11月
私はパスワード管理に1Passwordを利用しています。個人的にもたくさんのサイトのパスワード管理をするのはとても便利ですし、会社としてもビジネスで登録して全社員で利用しています。
つい先日、アップデートが配信されていたのでチラッとMac App Storeでページを見てみたら、レビューのレートがあまりにも低いので驚いて中身を見てみたところ、多くの低評価レビューではサブスクリプションについての不満でした。たしかに、過去にはいわゆる「買い切り」でのアプリ販売を行なっていた時期もあったので、そこからすると毎月費用が発生するのは考え方の切り替えが必要です。
開発やサポート、クラウドサービスに費用が発生する。
特に1Passwordはセキュリティに直結するアプリであり、常に開発を継続して脆弱性があればそれを修復するなどが必要ですし、OSやブラウザーのアップデートへの対応も都度必要になってきます。たとえば、Appleシリコンが出た時にもネイティブ対応する必要がありました。
これらは1Passwordを運営する会社の開発リソースを使って行なわれていることです。これに対して、ユーザーは「買い切り」だけにしていると安心して使い続けることができなくなります。買い切りでお得だと思っていても、その後にアップデートされなくなってしまっては意味がないと思います。
また、クラウドストレージを利用する費用も発生しているので、その分の費用も一度だけの費用では長年の利用分を賄うことができません。
たとえば、ローカルでだけで利用するゲームなどはサブスクリプションになる理由は少ないかもしれません。それでも、新しい要素をどんどん入れていくことで面白くゲームを続けられるということも考えられるので、一概にサブスクリプションが不要とはいえません。
特に、最近はクラウドにデータを保存して継続的に利用したり、複数のプラットフォームで利用するためにクラウドストレージを利用することが多くなってきました。ユーザーとしてはこれによって端末に依存することなく利用することができます。
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最近はハードソフト問わずサブスクリプションモデルが増えてきました。私自身は、Apple OneだけでなくEvernote, Notion, 1Password, Day Oneなどが主なサブスクリプションモデルを利用しています。そして、App Storeで契約したサブスクリプションは簡単に解約できますので、使わなくなれば解約すればいいのです。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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