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日本酒の歴史を感じる〜酒蔵見学〜

2023.05.11

投稿者 : しゅん

こんにちは、皆さん! Shunです〜!

皆さんは良いゴールデンウィークを過ごしたでしょうか?

ゴールデンウィーク中にShunは素晴らしい経験をしたので、その感動をぜひ皆さんにシェアしたいと思います。

それは〜「日光の地元の酒蔵を訪れ、酒蔵見学」しました。その魅力に酔いしれる1日を過ごしたので、今回はその感想をブログで皆さんにお伝えします。

訪れた酒蔵は日光の地元ですごく有名な「片山酒造」です。

酒蔵に足を踏み入れた瞬間から、独特な香りが鼻腔をくすぐります。麹の甘い香りや米の香りが混ざり合い、まさに酒の芳醇な世界へと誘ってくれます。

その香りに包まれながら、酒蔵の内部へ進んでいくと、大きな発酵タンクが並んでいる光景が広がりました。

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発酵タンクには、一つひとつ長い年月をかけて熟成された酒が眠っており、その姿に圧倒されました。酒蔵内には、古くから伝わる製造方法を守りつつ、現代の技術を取り入れた機械が備えられていました。

残念ですが、今回は製造工程を直接見ることができず、蔵人さんが製造時のビデオを見せてくれました。ビデオを見ると、日本酒の製造にかかる時間や手間・労力などがわかり、その労苦の価値を知ることができました。

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そして、蔵人さんから「酒造りの歴史や酒造りの工程」などについても詳しく説明していただきました。

日本酒の主原料は米です。良質な米が酒の品質に直結するため、酒造りでは特に米の選定が重要とされます。代表的な米の品種には「山田錦」や「五百万石」などがあります。今回訪れた酒蔵は日光が地元のため、主に栃木県産「夢ささら」という日光の名水で育った米を原材料として、丁寧に日本酒を醸されています。

酒造りの第1工程は、米を精米することです。精米によって、米の外側の部分である胚芽やブランが取り除かれ、でんぷんを含んだ中心部だけが残ります。この精米歩合(米の原料の重さに対する精米後の重さの割合)が、日本酒の種類や特徴を左右する重要な要素となります。

次に、精米された米を水とともに蒸します。蒸した米は、麹と呼ばれる菌を含んだ米麹と混ぜられ、発酵を促進します。この発酵によって、でんぷんが糖に分解され、アミノ酸や有機酸などが生成されます。

その後、発酵タンクに移され、酵母が加えられます。酵母は、糖をアルコールと二酸化炭素に変える役割を果たします。この発酵過程で、日本酒特有の香りや味わいが形成されます。

発酵が進んだ後は、酒粕(さけかす)と呼ばれる固形物と液体部分に分離します。固形物は圧搾機を使用して取り除かれ、残った液体が日本酒となります。

最後に、日本酒は熟成されます。熟成には時間がかかり、酒蔵の倉庫で数ヶ月から数年間寝かせられます。熟成によって、味わいや香りがより深まり、なめらかな口当たりが生まれます。

酒造りは職人の技術と経験が重要であり、伝統的な製法や工程が守られながらも、近代的な設備や技術も取り入れられています。今回訪れた酒蔵はほぼ伝統的な製法で日本酒を製造しています。本当に尊敬しています。

麹を作る過程や、米を蒸す工程など、普段はなかなか知ることのできない製造工程を理解できて、いろんな道具を見て、製造工程を想像することができました。とても貴重な経験でした。

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途中で私の質問にも親切に答えてくださいました。その情熱に感銘を受けながら、ますます酒造りの奥深さに興味が湧いてきました。

酒蔵内には、古い建物が多く、歴史を感じることができました。また、地元の方々と交流する機会もあり、とても良い思い出になりました。酒蔵見学は、日本の文化を知る上でとても貴重な体験だと思います。今回の見学で、酒造りに対する尊敬の念とともに、おいしいお酒をいただくことのありがたさを再確認しました。

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見学の最後には、試飲の時間がありました。酒蔵で作られた数種類のお酒を試飲することができ、その味わいに驚かされました。酒蔵での醸造過程や地元の水質の影響など、様々な要素が絶妙に調和して、一口飲むたびに広がる風味はまさに芸術品のようでした。また、試飲の際には、酒蔵の方からお酒の選び方や飲み方のアドバイスもいただきました。

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これからは、より美味しく日本酒を飲めることができると思います〜!

このブログを書いたスタッフ

トップアシスタント

しゅん

中国の山東省出身。海の近くで生まれ育ったが、実は泳げない。2013年に留学で日本へ。日本に来てからスノーボードに出会い夢中に。四川風の辛い火鍋とショッピング、そして新しいものを発見したり深掘りすることも大好きで、常に刺激があることに挑戦している。観光バスの仕事を経て、縁あってトリニティに入社。毎日新しいことを吸収している。

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