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- 2024年11月
健康経営に関する取り組みの一環として、7月21日(金)に第21回衛生講話を実施しました。今回のテーマは「熱中症について」です。
梅雨明け宣言はされていなくても、すでに猛暑。地球温暖化が進む中、もう冷夏はあり得ない気がしてきます。今年もまた体温を超えるような気温の日がやってきそうです。猛暑が続くと気を付けなければいけないのは熱中症です。
熱中症とは?
体温の調整と調整機能のバランスが崩れ、身体に熱が溜まることでさまざまな不調をきたした状態です。気候変動で突然猛暑になる日が増え、熱中症になりやすくなっているそうです。そして、熱中症で緊急搬送される人のうち、発生場所で圧倒的に多いのが家の中です。トイレに行く回数を増やしたくないという理由で、喉が渇いても水分を取らないというお年寄りもいるそうで、とても危険です。
熱中症の対策は?
- まずは、暑さを避ける!
- エアコンや扇風機の活用
ただし、自律神経のバランスが崩れ、風邪を引きやすくなったり免疫力が下がったりするので、冷やしすぎにも注意です。最近多くの人が使用しているのを見かける小型の扇風機ですが、あまりにも気温が高い日に使うと、ただ温風がかかるだけで意味がないので、気温が高すぎる日はつかわない方が良いそうです。 - 通気性の良い服装
- 帽子や日傘の活用
- のどが渇く前にこまめに水分補給!
水分だけではなく、塩分や経口補水液などの摂取も大切です。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、水分補給には適しません。
熱中症の症状は? そしてその応急処置は?
軽症
- めまい
- あくび
- 筋肉痛や筋肉の硬直
- 手足のしびれ
- 気分不快
軽症であれば、水分補給をし、涼しい場所に避難しましょう。
中等症
- 頭痛
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- 虚脱感
- 軽度の意識障害
まず水分補給をし、それでも症状がよくならない場合は必ず病院へ行きましょう。
重症
- 中等症の症状+α
- 意識障害、痙攣
- 手足の運動障害
- 高体温
- 肝機能異常
- 腎機能障害
- 血液凝固障害
など
重症の場合、意識があるか(受け答えができるか)の確認が大切です。
意識がないときに無理矢理水は飲ませないようにしましょう。身体を冷やすよう涼しい場所に避難したり、太い血管の部分(首元、太ももの付け根、脇の下など)を冷やすようにしましょう。
自分で動くことが困難になると、周りの人に救急車を呼んでもらう必要があるため、自力で動ける中等症の段階で対処することが大切です。
★
コロナが5類になったこともあり、夏休みに外に出掛ける人が増え、今年は熱中症になる人が増えるのではないかと予測されているようです。
昨年、トリニティオフィスの前の道路で熱中症で倒れている方がいて救急車を呼んだ、なんてこともありました。
他人ごとではなく、いつでも自分にも起こりうる危険として、対策をしっかりしていきたいです。
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このブログを書いたスタッフ
ヴァイスプレジデント
ふみか
あまり表に出てくることはありませんが、あれやこれや裏でトリニティを取り締まり中。にゃんこと枝豆をこよなく愛し、モフモフに囲まれた穏やかな生活を夢見ています。。
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